軽自動車に大人5人は違反!もし乗車したらどんな問題が起きる?

もし無理やり軽自動車に大人5人乗ったら?

客室容量的な問題

ホンダ N-BOX 2017

軽自動車のリアシートは、ほぼベンチタイプなので、皆がつめれば大人3人が横並びで座ることはできるかもしれません。しかしシートベルトは2名分しかありません。つまり、シートベルトのキャッチはセンターに座る人のおしりの下になってしまいます。

そうなると、左右の人もシートベルトを装着することができなくなり、ドライバーはシートベルト装着義務違反に問われることになります。つまり大人5人乗車は、自動的に道交法違反になってしまうのです。

運動性能的な問題

それでも何とか無理やり大人5人乗車して走りだした場合、走行性能面ではどのようなことが発生するでしょうか。通常自動車は車両重量と体重55kgと仮定した乗員分の重量を基準として、エンジン出力や変速機のギアなどをチューニングしています。(日産自動車ではさらに1人当たり10kgの荷物も考慮しています)

ダイハツ ムーブキャンバス 4WDの場合、車両重量970kgと4名の体重55kgx4=220kg、荷物10kgx4=40kgの合計1,230kgを基準としていると考えられます。大人5人が無理やり乗り込むと、乗員の体重は275kg、それに50kgの荷物をプラスすると、合計は1,295kgとなり、燃費の悪化は免れないでしょう。

ただしタイヤに関しては、まだ余裕があるので、バーストやパンクといったトラブルに関してはあまり心配する必要はありません。

もし警察に見つかったら…

パトカー

それでも5人乗者で走行中、警察に呼び止められたら、確実に道路交通法違反です。

考えられるのは安全運転義務違反(違反点数2、普通車の場合反則金9,000円)、または座席ベルト着用義務違反(違反点数1)です。

大人2名、子供3名なら?

道路運送車両法の保安基準第53条第2項によれば、乗員とは12歳以上を対象にしています。そして12歳以上は11歳以下の1.5人分とも規定されています。

つまり、大人2人分に対し11歳以下の子供なら3人乗車できることになり、軽自動車なら大人2人+子供3人の合計5人乗車は可能になります。この場合、シートベルトが足りなくなりますが、1名はシートベルトの着用が免除されることになります。

また、チャイルドシートを人数分設置することが物理的にできない、設置すると3名が乗れなくなる、といった場合は、チャイルドシート設置が免除になります。

しかし、シートベルトやチャイルドシートのない席では、事故の際に身体が飛ばされる危険があります。前記の免除されるケースは、あくまでも応急的なものと覚えておきましょう。

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事

     
アヘッド Car & Motorcycle Magagine ahead archives