中古で買える!今乗っていたらお洒落なコンパクトカー5選

自己主張の強いモデルが欲しい!

プジョー207

プジョー 207

欧州車ファンというのは、大別すればドイツ車ファンとそれ以外、に分かれることがほとんどです。カチッとしたクルマ造りが身上のドイツメーカーに対して、その他の国のメーカーはどこか色気が漂うクルマをリリースすることが多く、それがまたファンを呼んでいます。

色気と言えば、やはり「ラテン系」。ラテン系というのは、フランス車やイタリア車を一般的に言います。ただし、両国のクルマは似て非なるキャラクターを持っています。

イタリア車が情熱的なフィーリングを前面に押し出しているなら、一方のフランス車は知性的な表情を持っていますが、奥深くには秘めたるエロチシズムを持っている…といった感じでしょうか。

そんなフランス車の代表が、ライオンマークのプジョーです。プジョーは日本でも'90年代から人気が上昇し、こだわりのある欧州車ユーザーに愛されてきました。

日常ではいかも実用車然としていて、無駄がなく、おもしろみがないようにさえ感じます。ですが、ワインディングロードなどでアクセルを踏み込めば、たちまち本性を現します。

エンジンは小気味よく高回転まで回り、ソフトだったサスペンションはグッと踏ん張り、軽快にコーナーを駆け抜けていきます。こうしたサスペンションフィーリングを、フランス車ファンは愛情を込めて「ネコ脚」と表現します。

プジョーは伝統的に200番台のモデル名をBセグメントのコンパクトカーに与えていますが、中古で買いやすいのは207です。

100万円の予算があれば十分に購入することが可能ですが、フランス車はしっかりとメインテナンスをしてやることが楽しむ秘訣。エンジンやサスペンションなど、常にいい状態にできる「予算」も考えた方がいいでしょう。

フィアット500

フィアット 500 2015

さて、イタリアに代表格と言えば、フィアット。フィアットブランドを筆頭に、アルファロメオ、ランチア、マセラッティを擁した大メーカーです。そしてフィアットの代表格と言えば、500(チンクエチェント)シリーズです。MINI同様、先代のデザインを受け継ぎ、現代のプロトコルで生まれ変わった名車です。

2008年に日本に上陸して以来、根強い人気を誇り、2015年にはクロスオーバーの「500X」も追加されています。500は日本の軽自動車なみのサイズですが、そのデザイン性や走行性能はさすが欧州車と納得できるレベルです。とくに900cc2気筒ターボの「ツインエア」エンジンは、世界でもこの500にしか搭載されていない珍しい形式のパワーユニットです。

まるでバイクのツインエンジンのようなフィーリングは、官能と評するにふさわしいものです。上位機種に各部をチューニングしたホットハッチ「アバルト」がありますが、その直4エンジンを遥かに上回る楽しさを備えています。

サスペンションはスポーツタイプを備えた仕様もありますが、通常グレードで十分。普段使いではソフトで乗り心地が良く、でもワインディングを攻めれば粘りのあるフィーリングは、ライバルのフランス車にも負けないものがあります。予算はやはり100万円。ただし、イタリア車も十分にメインテナンスしてやることで、楽しさを十二分に味わわせてくれます。

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