BMW Z8がプレミアムな理由とは?007にも登場!

BMW Z8 ボンドカー

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BMWで「Z」を冠するモデルと言えばZ4ですが、Z8というモデルを覚えている方はいるでしょうか?中古車市場でもかなり人気で価格もそれなりに…。また、アルピナ社が独自モデルを販売していた過去もあり、007にも登場しているZ8。スペックや中古車市場での相場などを解説します!
Chapter
Z8はこんなスペック
ボンドカーとして007シリーズに登場
アルピナが独自モデルを販売
モチーフは1950年代のクラシックカー、BMW 507

Z8はこんなスペック

5リッターのV8エンジンと6段MTを搭載し、0-100km/hまでの加速は僅か4,7秒とスポーツカーとしては申し分ない性能を誇るZ8。

特徴的なのはフロントが820kg、リアが810kgというバランスのとれた前後軸重比です。

さらに、通常モードではV6、「SPORT」ボタンを押すとV8というように切り替えが可能。何だかワクワクしてしまいますね。

ボンドカーとして007シリーズに登場

たった一代限りで生産終了となってしまったZ8ですが、意外にも話題は豊富。

まず、映画007シリーズにボンドカーとして登場しました。登場作品は「ワールド・イズ・ノット・イナフ」。しかし、映画の撮影の際にZ8の生産が間に合わず、別の車種(コルベット説が有力)にZ8のボディを載せて走らせたいたようです。

しかも、特に目立った活躍をすることもなく、最後には真っ二つに切り裂かれてしまうという衝撃的な結末を迎えます。

アルピナが独自モデルを販売

そして、手作業にこだわる生産形態をとる、独チューニングメーカー「アルピナ」が独自モデルを販売しています。

その名も「アルピナ ロードスター V8」。Z8の生産が終了した後に販売が始まりました。世界でわずか555台の限定販売の内、日本とヨーロッパには105台が割り当てられることに。日本で持っている人はかなり珍しいです!ちなみに価格は日本円で2090万円でした。

しかし、こちらもわずか1年ほどで生産が終了・・・
実はZ8より若干パワーは劣っていたアルピナ ロードスター V8。

しかし、ボディと共に青をベースにしたインテリアはとても美しいです。

モチーフは1950年代のクラシックカー、BMW 507

この車、どこかクラシカルな雰囲気を感じませんか?それもそのはず。Z8のモチーフになったのは50年代の名車、「BMW 507」なのです。

507もZ8と同じく短命に終わった車。総生産台数は252台で、BMWの経営不振を招いた車とまで言われる始末。販売期間はライバルであるメルセデス・ベンツの名車中の名車、300SLと同じ時期でしかも価格帯も似ていたにもかかわらず、これら2台は極めて対照的な結末を迎えてしまいました・・・


生産台数が少なく、販売台数が短い一方で話題が豊富なZ8。

それゆえに日本ではプレミアムな1台になっています。あなたの周りに持っている方はいますか?
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