初代からファイナルまで…今ランエボ買うならどの世代が良い?

軽量ハイパワーの第1世代(エボⅠ~III)

ランサーエボリューションⅠ

三菱 ランサーエボリューション1

ランサーエボリューションⅡ

三菱 ランサーエボリューションⅡ 1993

ランサーエボリューションⅢ

三菱 ランサーエボリューションⅢ

WRCで勝つため、小型セダンのランサーに1クラス上のギャランVR-4に載っていた2リッターターボエンジン(4G63)を押し込んだランサーエボリューションのデビューは1992年。その後、1995年までに、エボⅡ、エボⅢと2度の進化を行います。

この第1世代ランサーはもっとも小さく軽く、チューニング次第では最強のパワーウェイトレシオを狙うことも夢ではありません。とくに競技ベースモデルのRSならば、最後のエボXより300kgは軽いのです。そのため現在でもこの世代を愛用するドライバーは、モータースポーツからストリートまで幅広く存在します。

エボⅠは、トレッドが狭くボディの剛性不足などもあって、アンダーステア傾向の強いモデルですが、熟成の進んだエボIIとエボIIIの実力は現在でも十分通用します。

とはいえ、この世代のランエボはタマ数も少なく、乗っている人もなかなか手放さないので、状態のいい中古車を探すのはかなり難しいでしょう。

当時無敵を誇った第2世代(エボIV~VI・TM)

ランサーエボリューションIV

ランサーエボリューションⅣ

ランサーエボリューションⅤ

ランサーエボリューションⅤ

ランサーエボリューションⅥ

ランサーエボリューションⅥ

1996年、ランサーが前年にフルモデルチェンジしたことを受けて、ランエボも第2世代へと進化します。この世代のトピックは、GSRに採用されたAYC(アクティブヨーコントロール)です。またエンジンの最高出力も、280psに向上しています。

この第2世代は、2000年に発売された通称トミマキ(エボVI トミ・マキネンエディション)まで、3度のマイナーチェンジを行っています。

ただし5ナンバーサイズのままだったエボIVと、ワイドボディ化して3ナンバーサイズになったエボV以降では特性がかなり異なっています。エボVはトレッド拡大でコーナリング性能が飛躍的に拡大したため、それまで劣勢を強いられたGC8型インプレッサWRXに対して一転、圧倒的に”勝てる”マシンになりました。

ジムカーナ、ダートトライアル、ラリー、レースとすべてのフィールドで大活躍してクラス無敵、レースでも場合によっては上位クラス(排気量の大きいスカイラインGT-Rなど)も食えるようになった下克上マシンです。

またWRC(世界ラリー選手権)においては、ライバルが改造範囲の広いWRカー規定のマシンに移行するなか、ランエボは改造範囲の狭いグループA規定のまま参戦。しかし、エボVではマニュファクチャラーズ、ドライバーズともにチャンピオンとなるなど、その意味でも歴代最高実績を誇ります。

エボVとエボVI、それにエボVI・TME(トミーマキネンエディション)では空力や足回りの味付けが異なっていたランエボ。そのなかでVIの足回りはソフトすぎると、あまり評判が良くありませんでした。

次ページオートマやワゴンもあった第3世代(エボVII~XI MR)

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