軽自動車にお相撲さん4人!? 車に重量制限ってあるの?

もしも軽自動車にお相撲さんが4名乗車したら?

相撲

もしも軽自動車に体重165kgのお相撲さんが4名乗車したら、なにが起こるでしょうか?車両重量900kg、乗車定員4名の軽自動車を例に考えてみます。

この軽自動車の車両総重量は1,120kgですが、前述したように実際の乗員はそれよりも重い体重を想定しているはず。とはいえ、体重165kgのお相撲さん4名の合計体重は660kg。車両重量と合計すると1,560kg。1人あたり100kg以上の増加は想定外でしょう。

そうなると、まずエンジンへの過大な負担が懸念されます。トルクの単位に使われる1Nmは、1kgの物体を1秒間に1m水平に動かす仕事量のこと。軽自動車のターボエンジンでもトルクは100Nmほど。1秒間に1m水平移動できる重量は100kgです。

それが15.6倍になるので、1秒間に動かせる距離は15.6分の1の6.4cm。1m進むには15.6秒かかります。速度を出すには苦労しそうです。そもそも660ccエンジンの出力で発進できるのか、疑問です。

次にサスペンション。軽自動車なら、1,200kg程度の重量を支えるよう設計されたスプリングが使用されているはず。にも関わらず、それよりも400kg以上オーバーとなるとスプリングでは支えきれず、いわゆるサスペンションが底付きした状態になるでしょう。

その状態で走行すれば、排気管などが路面と接触、損傷するかもしれません。そもそもサスペンションそのものが破壊されないか心配です。

4座席なので重量配分は前後左右にバランスよく分配されそうですが、サスペンションが底付きを起こしているのでハンドリングは最悪。さらに、制動力も不足することになります。

あくまでも、この軽自動車が動けば…の話。お相撲さんのように体格の良い方を乗せる際は、人数よりも重さにこだわるべきですね。

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事