軽自動車にお相撲さん4人!? 車に重量制限ってあるの?

一般道を走行できる最大の車両総重量

トヨタ C-HR 2016

自動車の乗員の最大重量は、何kgなのでしょう?貨物車なら最大積載量が決まっており、それを超えると罰則が適用されます。では乗用車には乗員の最大重量は規定されていないのでしょうか?

道路法では公道を走行可能な車両総重量は、25tまでと規定されており、この重量を超える車両は、特殊車両として通行予定の道路の管理者に、通行許可を申請する必要があります。とはいえ乗用車では、この重量制限に抵触することがありません。

車両重量と車両総重量の違い

車検証やカタログをよく見ると、車両重量のほかに車両総重量の記載があります。この違いは、車両重量が燃料、エンジンオイル、冷却水などの運行に必要な装備を満たした状態であるのに対し、車両総重量は車両に最大定員分の乗員をプラスしたものです。

その際の乗員は、道路運送車両法によると1人あたり55kgで計算されます。ただしこれは、あくまで車両総重量の算定目安であり、体重55kg以上の乗車を断る根拠ではありませんし、そもそも乗用車には最大積載量の概念がないので、定員内であれば乗員の合計体重が何kgであろうと処罰されることはありません。

乗用車の設計は車両総重量が基準

自動車メーカーは、車両総重量とは別に乗員1人あたりの重さを想定して車作りを行っています。

詳細な数値は不明ですが、日本国内だけで販売される軽自動車の場合、日本人の成人男性の平均体重である約65kgを基準に、人員がフル(4名)に乗車しても運動性能と乗り心地が確保されるよう設計されているはず。もしかすると、10kg程度の荷物の積載も想定されているかもしれません。

しかし、いくら法的に乗員の合計体重の規定がないとは言え、あまりにも重い方を乗せると、今後は車両の物理的な限界を越えてしまいます。

では、もしも軽自動車にお相撲さんが4名乗車したらどうなるのでしょうか?

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