LX、RX、NX…レクサスSUVはそれぞれ何が違う?どんな人におすすめか?

孤高のグレードである「LX」

レクサス LX 570 2015

ラインナップの上では、最上級のSUVとなっているのが「LX」。LXは歴代とも、ランドクルーザーと兄弟車であることが伝統となっています。初代はランドクルーザーの80系、2代目は100系、現行型である3代目は200系と基本的なシャシーを共用しているのです。

とは言え、レクサスの名を冠している以上は、その大部分が別物になっています。ランドクルーザーが4.6L V8エンジンを搭載しているのに対して、LXは5.7L V8エンジンと、より大型のパワーユニットを積んでいます。さらにインテリアの豪華さ、安全装備の充実度などもランドクルーザー
に勝っています。

キャラクターや性能についても、オフロードでの走りに重きを置いているランドクルーザーに対して、悪路は走れるもののオンロードでの走行性をより重視しているのがLXです。LXは見た目は大柄で鈍重なイメージがありますが、都会生活者が広い大陸を快適に移動するためのクルマに仕上がっています。

パッケージングは5人乗りと8人乗りがあり、人も荷物も多いユーザーに向いていると言えます。

レクサスの実質的なフラッグシップSUV「RX」

レクサス RX450hL 2017

モデルグレード的にはLXが上位に位置づけされていますが、最も新しく、レクサスのイメージを体現しているSUVと言えば、やはりRXです。トヨタチャネルからは兄弟車のハリアーが販売されています。

初代と2代目のRXは、日本国内ではハリアーとして販売されましたが、3代目遺構は差別化。かつてはプラットフォームを共用していましたが、現在では別々のものを使用し、4代目RXは3代目ハリアーよりも一回り大きなボディサイズとなっています。

現行型に搭載されるエンジンはダウンサイジングの2L 直4ターボと、3.5L V6+モーターのハイブリッドシステムの2種類。燃費という点ではハイブリッドに軍配が上がりますが、ドライブフィール的にはダウンサイジングターボエンジンが好評です。駆動系はそれぞれにFFと4WD(ガソリンエンジンとハイブリッドでは、制御システムが異なる)が用意されています。

また安全装備も充実しており、Lexus Safety System +が全車に標準化されているのと同時に、安全運転支援システムのITS Connectが全車にオプション設定されています。

さらなる高級感とスポーティな雰囲気を求める人には、専用のエクステリアパーツを纏った450h Fスポーツがおすすめ。さらにこの12月には、3列シートを擁したロングボディバージョン・450h Lもラインナップに加わりました。

日本ブランドで最高のSUVが欲しい…という向きであれば、間違いなくこのRXを選ぶべきでしょう。

レクサスのエントリーSUVならコレ「NX」

レクサス NX 2017

2014年に日本で登場した、レクサスブランドのエントリーSUVがNXです。NXは現行型ハリアーと同じプラットフォームを使用。ホイールベースはハリアーと同じ2660㎜ですが、全長は90㎜短くなっています。ちなみにRAV4も、同じ「MCプラットフォーム」を使う兄弟車です。

搭載されるパワーユニットは2.5L 直4エンジン+モーターのハイブリッドシステム、2L 直4ターボエンジンの2つ。2Lダウンサイジングターボエンジンの8AR-FTS型はRXと共用ですが、レクサスでは初めてこのNXに搭載されました。

駆動方式はRX同様、全車にFFと4WDを設定。ガソリンエンジン車には、走行状態に合わせて前後輪の駆動トルクを100:0から50:50まで変えるアクティブトルクスプリット4WDが採用されています。

2017年9月に実施されたマイナーチェンジでは、全車にLexus Safety System +が標準化され、安全性が大幅に向上しました。ちなみに、このマイナーチェンジでRX200tがRX300に名称変更されています。

車両重量で見ればハリアーの方が軽量ですが、スポーティな走りという点ではNXです。特にFスポーツは剛柔のバランスが非常に良く、ラグジュアリーな乗り心地という点でも上位機種のRXに劣っていません。

価格はガソリンエンジンの「lパッケージ」の2WDで440万円(消費税込み)と、レクサスブランドのSUVとして考えればリーズナブルと言えるもの。まずはレクサスに乗りたい、スポーティなドライブフィールが欲しい…という人には、このNXが候補の筆頭に上がりそうです。

今回はレクサスSUV3モデルを簡単に説明させていただきました。日本の道路事情や幅広いライフスタイルへの適応性などをいろいろな条件を考慮すれば、必然的にNXが挙がってきます。ただ、海外市場を考慮した作りとは言え、LXやRXの魅力もやはり捨てがたいものがありますね。

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事