ついに普及する!? 自動車の自動販売機

アリババの自動車自動販売機とは?

自動販売機

中国のアリババはアメリカのフォード社と提携し、2,018年に自動車の自動販売機を上海と南京に設置することを発表しました。

その仕組みは、顧客がスマートフォンアプリで欲しい自動車の仕様を決定し、顔認証用のセルフィーを送信。確認されると後日、試乗が可能になるというもの。当面は、試乗車の無人受け渡し場所として機能するようです。

自動販売機で受け取った車は、デポジットを支払えば3日間の試乗が可能。利用限度は1カ月に5回までとのことです。いずれはアリババの個人信用情報や信販情報などともリンクさせ、アリババのエコシステムに組み込み、自動販売機での決済や購入データの収集により、効率的な販売を目指せるとしています。

米フォード社はすでにアリババと合弁会社を設立しており、2025年までに15種のハイブリッドもしくはEVカーを投入するとのこと。販売機のその外観は5階層のタワーパーキングに類似しており、透明な外板により自動車が手元に届くまでを見ることができ、インスタ映えしそうです。

問題は、自動販売機で自動車が売れるのか?です。アリババではネット通販で自動車のフラッシュセールを実施したことがあり、マセラティを18秒間に100台、アルファロメオを33秒間に350台販売したとのこと。自動販売機とネット通販の違いはありますが、どちらもディーラーで実車を確認せず購入している点は同じです。自動販売機での自動車販売は、可能性が高いのかもしれません。

世界の自動車自動販売機

アリババの自動車自動販売機に注目が集まっていますが、じつは世界初ではありません。すでにシンガポールの中古車販売社アウトバーン・モーターズは、15階建ての巨大で豪華なショールームを建設済みです。

顧客がタッチパネルで購入したい車両を選ぶと、数分で手元に届くシステムです。まさに自動販売機ですね。

アウトバーン・モーターズではスーパーカーやクラシックカーを自動販売機で取り扱っており、販売成績は自動販売機導入以降、年に30%上昇とのこと。1,000万ドル(1ドル112円とすると、11億2,000万円!)のクラシックカーが自動販売機で購入された例もあるようです。

また、アメリカの中古車専門ネット通販会社Carvana(カーバナ)は、テネシー州とテキサス州に8階建ての納車専門施設を設置しています。その名も”The Carvana Car Vending Machine”。なんともストレートなネーミングですね。

そんな自動車自動販売機ですが、日本にも導入される可能性はあるのでしょうか?

次ページ日本に自動車自動販売機を導入される可能性は?

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