ジェミニ、シティターボ、スターレットターボ…80年代のかっ飛びコンパクトカー5選

ホンダ バラードスポーツ CR-X

ホンダ バラードスポーツ CR-X

ホンダのバラードスポーツ CR-Xは、シビック(ワンダーシビック・A系)の姉妹車、バラードの派生車種として生まれました。「FFライトウェイトスポーツ」という言葉を初めて使った車でもあります。

特徴はABS樹脂とポリカーボネートをベースとした複合材料や、ポリプロピレンをベースとした素材などを多用した車体は、1.3Lで760kg。1.6L車でも860kgしかありませんでした。

軽い車体と短いホイールベース、最大135psを発生するパワフルな1.6Lエンジンでハンドリングも非常にクイック、 軽くて速い楽しい車でした。

乗車定員は4人乗りですが、リアシートは一応付いているという程度。アメリカ仕様車には後席がなく小物入れが装備されていました。

いすゞ ジェミニ

現在は、トラックメーカーとなっているいすゞですが、過去にはベレット、117クーペ、ピアッツア、ジェミニ、ビッグホーンなど数多くの歴史的名車を90年代初頭まで生産していました。

ジェミニは初代はGMのグローバルカー構想に基づき1974年にデビューしたFRモデルで、国内ラリーでも活躍しました。その2代目は、いすゞ独自の開発となり、駆動方式をFFとしたコンパクトカーでした。

2代目ジェミニには、スポーツモデルとして旧・西ドイツのイルムシャー社がチューニングしたインタークーラー付きターボを搭載する「1.5 イルムシャー」足まわりをロータス社がチューニングした「ZZハンドリング・バイ・ロータス」といったモデルがありましたが、速さとハンドリングの楽しさでは前席にレカロシートを標準装備した特別仕様の「1.6 イルムシャーRまたはRS」がピカイチでした。

サスペンションも乗り心地などは完全無視で、ノーマルのままラリーやジムカーナに出られるくらいのセッティングでした。

搭載されるいすゞ製DOHCエンジン4XE1は、ロータス社の社内コンペでトヨタや三菱のDOHCを振り切り、2代目エランに採用された実績を持っています。

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シティターボ

ホンダ シティターボ

スタイルのかわいらしさからちょっと想像できない速さが自慢の車です。シティターボは、1982年9月に初登場。現在の軽自動よりも短い全長でコロッとしたスタイルながら、最高出力100psで、ターボ過給が始まると弾丸のように吹っ飛んでいく速さは、同年代の2.0Lターボを凌ぐもの。当時の若者から大変人気のあったモデルです。

ちなみに、シティに搭載されたエンジンには、ホンダ独自の電子燃料噴射装置PGM-FIが初めて採用されていました。

1983年にはインタークーラーターボ付きのターボII(通称i:ブルドッグ)を追加。最高出力はさらにアップし、110ps/5,500rpmを達成。ワンメイクレースも人気を集めました。

トヨタ スターレットターボ

スターレットFF第一号となった車です。スターレットとは、いまでいうヴィッツに相当するトヨタのコンパクトカーです。

"かっとびスターレット"は、1984年にトヨタから発売された3代目スターレット(EP71/NP70型)のこと。

トップグレードのターボ車は『辛口ターボ』のコピー通り、扱いに相応のテクニックを必要とするじゃじゃ馬的でしたが、車両重量わずか790kgの軽くてとにかく速い車でした。

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日産 マーチ スーパーターボ

日産 マーチスーパーターボ 1989

日産 マーチは、80年代にふさわしい超小型大衆車として経済性と実用性をそなえたモデルとして1982年10月に登場。

スーパーターボは、88年に発売された競技専用車の「マーチR」をベースに、翌年から発売開始されたモデルです。

型式はEK10GFR(5MT)とEK10GAR(3AT)。マーチRと同じMA09ERT型エンジンを搭載し、最高出力110ps/6400rpm、最大トルク13.3Kgm/4800rpmを発生。当時では珍しいターボチャージャーとスーパーチャージャーの2種類の過給機を搭載していました。

スペースの関係から、パワーステアリングが省略されたため、恐ろしく重いステアリングでも有名でした。

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