なぜ軽自動車のナンバーは黄色なのか?

ナンバープレートの色

車線

一般的にナンバープレートといえば、白地に緑の文字を思い浮かべる方が多いと思います。これは、おもに自家用の小型・普通・大型特殊に与えられるもので、もっとも多く見られます。その色を反転(緑字に白文字)させたものが、タクシーや大型トラックなどを含む小型・普通・大型特殊の事業用です。

一方、軽自動車は前述した登録自動車以外の車両にあたり、高速道路料金をはじめさまざまな優遇措置が受けられます。ナンバープレートも一般的なプレートが自動車登録番号標に対し、車両番号標と呼ばれます。軽自動車のナンバープレートは、黄色地に黒文字が自家用、黒地に黄文字が事業用です。

なぜ軽自動車が黄色ナンバーに?

ナンバープレート

1974年(昭和49年)12月以前に登録された(360cc時代)軽自動車には、2輪車と同じサイズの白地に緑文字のナンバープレートが付けられていました。

その後、車両法施行規則の一部改正にともない、軽自動車のナンバープレートを被視認性の高い普通乗用車と同じサイズに変更。ところが今度は普通車と見分けがつかなくなったため、普通車と区別する目的でナンバープレートの色を変えることになったそうです。

黄色になった理由は、昼間、夜間を問わずもっとも視認性が高いこと。1975年(昭和50年)から使用が開始され、営業車は黒地に黄色文字となっています。

色を分けた理由は2つあった!?

最大の理由は、高速道路の料金です。軽自動車は高速道路料金がおよそ2割引きになるので、料金収受員がナンバーを見て料金所ですぐに見分けられるようにというもの。

また、現在、軽自動車の高速道路の最高速度は、普通車と同じ100km/hですが、平成12年10月1日以前は80km/h。最高速度制限が違うので警察が高速道路でスピード違反を取り締まる際、軽だとわかりやすいよう色を変えたわけです。

しかし、現在では高速道路の最高速度は普通自動車と同じ。さらに利用する9割がETCゲートを通りますから、収受員による見分けも徐々に少なくなっている状況。そんなこともあって、ラグビーワールドカップ、東京オリンピックの特別仕様ナンバープレートとして白地のナンバーが導入されることになったのかもしれません。

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