自動車のバッテリーを大きくする、そのメリットとデメリットは?

なぜバッテリー容量アップを考えるのか?

バッテリー

今回は、車載用バッテリーのお話です。アイドリングストップ用バッテリーやHV車の駆動用バッテリーは、含まれませんので悪しからず。

自動車のバッテリーは、その自動車を運転するのに必要な電力を勘案したうえで、発電機であるオルタネータとバッテリー容量が決定されます。

しかし、想定以上の電装品を装着するとエンジンが掛かりづらいなどの症状が発生し、バッテリー容量不足となります。またバッテリーは一般的に気温が低ければ性能も低下し、寿命が短くなったり、バッテリー上がりにつながります。

そこで、大容量バッテリーへの交換を検討することになります。大容量バッテリーなら冬季で性能が低下しても、冬季における標準バッテリーよりは高い性能になるからです。

バッテリーの性能ランクの見方

バッテリー

バッテリーは規格品で、各パーツメーカーでサイズや端子は、共通化されています。例として「34B19L」というJIS規格の文字の意味を見てみましょう。

「34」=バッテリーの性能
最初の2桁の数字は、バッテリーの性能を表します。ランク表示なので単位はありません。数字は大きいほど、高性能を意味します。

「B」=短側面のサイズ
最初のアルファベットは、バッテリーの短側面(バッテリーを上から見た時、短い辺を含み垂直に上面と交わっている面のこと)のサイズ(幅と高さ)を表しています。AからHまでの8サイズに分けられています。

「19」=バッテリーの長側面の長さ
最初のアルファベットに続く2桁の数字は、バッテリーを上から見た時の長辺の長さを表しています。数字はそのままほぼ実測値(cm)に置き換えることができます。バッテリーの容量を上げる場合は、前述のローマ字とそれに続く2桁の数字が同じ製品を選びます。容量が同じでも表記が違ったものを選ぶと、ボンネットに干渉したり、バッテリートレーに収まらないなどのトラブルの原因になります。

「L」=バッテリー端子の位置
最後のアルファベットは、+バッテリー端子が上面の左右どちらにあるかを意味します。Rなら右、Lなら左側です。また記載がない場合もあります。

では、バッテリー容量をアップするとどのような効果をもたらすのでしょうか?

次ページバッテリー容量アップによる効果は?

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