伝説のE30 M3エボの再来か?歴代最強のM3 CSのすごさとは?
2017年11月、BMWグローバルサイトでM3 CSが発表されました。2018年1月から受注開始で生産は同年3月から。限定1,200台程度になるとのことです。はたして日本でも販売されるのでしょうか?
text:Ryowa Ohtaka
2017年11月、BMWグローバルサイトでM3 CSが発表されました。2018年1月から受注開始で生産は同年3月から。限定1,200台程度になるとのことです。はたして日本でも販売されるのでしょうか?
text:Ryowa Ohtaka
BMW M3 CSは、BMW M社が3シリーズセダンをベースにチューニングしたM3のスペシャルバージョンです。M3 CSの注目ポイントは大きく3点です。
搭載エンジンは、M3と同じ3.0L直6ツインパワーターボですが、独自のチューニングが施され、最高出力338kW(460ps)を発生。ノーマルM3比で、プラス29ps、2016年に発表されたM3 コンペティション比で10psアップ。
最大トルクは600Nmで、ノーマルおよびコンペティション比では50Nm向上しました。しかも最大トルクの発生回転数がノーマルで1,850-5,500rpm、コンペティションで2,350-5,500rpmであるのに対し、M3 CSでは4,000-5,380rpmとなり、高回転型にチューニングされていることがわかります。
M3 CSでは、ボンネット、ルーフパネル、フロントスポイラー、リアディフューザーなどをカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)で製造。10kgの減量に成功しています。
特にボンネットを軽量化することで、旋回時のヨーモーメントが低下し、より限界の高い旋回が可能となっているはずです。
M3 CSが標準で履くタイヤは、ミシュラン パイロットスポーツカップ2。一般道とサーキットで併用できるハイスペックなセミスリックタイプで、グリップ力と横安定性に優れます。
このセミスリックでは雨天が心配…というオーナーには、ミシュランスポーツタイヤのロードモデルも選択できます。一般的なタイヤを標準装備としないところが、生まれながらのサーキットマシンですね。
魅力的なM3 CSですが、日本での受注および販売は行わないのでしょうか。BMWジャパンに問い合わせてみたところ、M3 CSに関する情報は一切知らされていないとのこと。そのため日本での受注は未定とのことです。
欧州より遅れての導入なのか、未導入なのか気になるところです。
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