JPN TAXIは、マイカーとして購入できる?スペックと販売店舗も解説!

【東京モーターショー2017】トヨタ JPN Taxi

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東京モーターショー2017で次世代タクシーとして披露されたJPN TAXI(ジャパン タクシー)。車内は広く利便性が高い出来で、タクシー業界だけに使わせておくのはもったいないぐらいです。このジャパン タクシーを、個人のマイカーとして購入することは、できるのでしょうか?また、スペックや販売店舗についてもご紹介します。
Chapter
JPN TAXI(ジャパン タクシー)とは?
JPN TAXI(ジャパン タクシー)のスペック
個人での購入は可能なのか?

JPN TAXI(ジャパン タクシー)とは?

JPN TAXI(ジャパン タクシー)は、トヨタが販売する新型のタクシーで2017年10月23日に発売されました。

JPN TAXI Concept(ジャパン タクシー コンセプト)が、東京モーターショーで初披露されたのは2013年。従来のセダン型ではなく、背の高いワゴン型になっていることで注目を集めました。どことなくロンドンタクシーを思わせる形状でもありますね。

これまでタクシーの主軸となっていた、クラウンセダンやコンフォートにかわるニュータイプのタクシーです。

ボディは小型ミニバンのシエンタがベースとなっており、開口幅720mmの電動スライドドアや低床フラットフロアなど、これまでのタクシーにはなかった機構を装備しています。助手席を畳めば、車椅子での乗車も可能で、バリアフリー性能も強化されています。

レトロな見た目の中身には、手が届きやすくベルトを簡単に引き出せるベルトリーチャー、後席用充電USB端子、ナノイー発生機、後席から操作できる天井内サーキュレーター(匠のみ)、シートヒーター(匠のみ)などを標準装備。また、全車に突回避支援パッケージ”トヨタ セーフティ センスC”を装備しています。

日本の「おもてなしの心」を反映したというだけあって、便利かつ乗り手に優しい車になっています。

JPN TAXI(ジャパン タクシー)のスペック

ジャパン タクシーのボディは、全長4,400mm×全幅1,695mm×全高1,750mmと5ナンバー枠に収まっているので、日本の交通事情でも非常に扱いやすいサイズになっています。

グレードは、ベースモデルの「和(なごみ)」と上級グレードの「匠(たくみ)」の2種類。内装色は、ブラウン系の琥珀(こはく)もしくはダークブラウン系の黒琥珀(くろこはく)が用意されています。

パワーユニットは、プリウスにも採用されているTHSⅡをベースに、エンジンはLPG燃料に対応した1.5Lが採用されています。

エンジン出力は、全グレード共通で、最高出力54kW(74ps)/4,800rpm、最大トルク111Nm(11.3kgm)/2,800-4,400rpm。モーター出力は、最高出力45kW(61ps)、最大トルクは169Nm(17.2kgm)。JC08モード燃費は、19.4km/Lと発表されています。

加速性能や走りを期待する車ではありませんが、今後のタクシーのスタンダードとして活躍に期待が高まります。

個人での購入は可能なのか?

では、ジャパン タクシーは個人で購入することはできるのでしょうか?

タクシー事業は法人だけではありませんから個人が購入することも可能です。全国のトヨタもしくはトヨペット系列店で販売されます。

価格は、和(なごみ): 3,277,800円、匠(たくみ):3,499,200円となっています。

ユニバーサルデザインを取り入れて開発が行われたジャパン タクシーは、その使い勝手の良さから福祉車両としてのニーズも期待されています。

LPG燃料がネックですが、落ち着いたスタイリングで使い勝手の良いミニバンは、マイカーとして魅力を感じる方も少なくないでしょうね。

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