フロントグリルってなんのためにあるの?メリットとは?

フロントグリルとは?

MINI クーパーS 2014

フロントグリルは、車の正面に備えられている開口部を覆う網状のパーツのことです。車によっては、網目状になっていたりスリット状になっていたりします。

いまやフロントグリルの形状は、メーカーを表す重要な部位になっていますが、その車の表情を作るうえでも重要なパーツです。

フロントグリルは、ラジエターグリルと呼ばれることもあるように、もともとはボディの最前面に取り付けられたラジエーターを守るために生まれました。ここを通った空気が、ラジエターやエアコンのコンデンサー、エンジンルームを冷却しています。

BMWは1933年の303で、すでにキドニーグリルを採用しています。

アイデンティティを表す重要なフロントグリル

レクサス LC 2018

前述したキドニーグリルが、1930年代からBMWの顔になっていたことを始め、アルファロメオの盾形、ブガッティの馬蹄形、ロールス・ロイスのパルテノングリルなど、古くから欧州ではメーカーのアイデンティティを表す重要なパーツとなっています。

アウディのシングルフレームグリルやレクサスのスピンドルグリルは、そういった歴史的な背景から生まれたもので、最近ではマツダや三菱などもフロントにメーカーの共通性をもたせたデザインの採用がトレンドになっています。

このように現在のフロントグリルは、ブランドを主張するのに大変重要なファクターとなっているのです。

フロントグリルの役割とは?

BMW i3 2017

前述したようにフロントグリルは、エンジン冷却に重要な役割をはたしているラジエター(コンデンサー)を守るためのパーツです。わかりにくい場所に設けられている車種もありますが、水冷エンジン車であれば、ほぼ目にすることができます。

BMWのEV、i3には、伝統のキドニーグリルが採用されていますが、じつは動力源がモーターなのでフロントグリルは不要。EVでは、デザインの都合上、疑似的にフロントグリルのようなものを採用しているだけです。

今後、EVが増えればフロントグリルを持つ車は、確実に減って行くことでしょう。そのときカーデザインのトレンドは、どうなっているのでしょうね。

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