皆様、メディアパートナーの方々、東京に来るのはいつも嬉しいです。
東京はスマートがしっくりと合う、未来の巨大都市の青写真なのです。本日は、私のほうから、未来の都市モビリティの(スマートが持っている)ビジョンについてお話をします。
皆様ご承知のとおり、未来を考えることがスマートの本質なのです。これまでにも私たちは多くの面で、パイオニアとなっていきました。初めて真のシティカーを作り、そしてカーシェアリング、もちろんまた電気自動車もリードしてきました。
だからこそ、展示にありますスマートフォーツー電気自動車が、今日完璧なシティカーとなっているのです。そしてスマートの未来は、もちろん電気です。
本当に絶妙なタイミングで、スマートのチームは、2030年の完璧なシティカーとはどんなものか、考え始めました。
みなさま、答えは『smart Vision EQ Fortwo(スマート ヴィジョン イーキュー フォーツー)』です。これが私達の未来のアーバンモビリティのヴィジョンです。
ではこのクルマが、シティライフをどのように快適にしてくれるか、みていきましょう。
まず、EQ Fortwoですが、まったく妥協のない自動運転です。ステアリングホイールもペダルもありません。
第2に、本当にカーシェアリングに力を入れています。
スウォームインテリジェンス(群知能)を活用して、いつどこに移動のニーズがあるかを把握します。タクシーを頼んだり、カーシェアリングのクルマを探す必要は、もうありません。スマートは必要なときに、もうそこにいてくれます。
こうして、1台のcar2goで、現在の2倍の人々を運ぶことが可能となります。東京のような大都市にとって、大きな効果をもたらします。
第3に、スマーヴィジョンEQフォーツーは、100%パーソナライズされています。つまり、使う時は必ず自分用にカスタマイズされています。
もちろんエクステリアのカラーもそうです。きっとコスプレにもうってつけではないかと思います。
そして、内部も、デジタルカスタマイズを、スクリーンやプロジェクターで行うことができます。移動中、誰かを乗せることもできますし、音楽、また写真、乗車コストのシェアも可能となっています。
4点目ですが、未来のスマートは、 コミュニケーションも得意です。
エクステリアのサーフェス、表面部分をスクリーンのように使うことができますので、コミュニケーションで周囲とつながることができます。この未来のスマートは、ボディの外面を利用して、周囲とコミュニケーションを図ることができます。たとえば、どんよりとした天気の日でも、太陽を描くことも叶うわけです。
5点目に、スマートヴィジョンEQフォーツーは、自律的に用事をこなすこともできます。いわば、自分の執事のようなものといえます。たとえば、お子さんを学校に迎えに行き、安全に帰ってくることもできます。
6点目は、スマートの典型的な点です。スマートは、世界でもっともコンパクトなクルマであり続けます。革新的なドアコンセプトにより、どこでも乗り降りがとても快適です。
7点目として、完全電化としています。それは無線充電です。しかも、いつ、どこで充電すれば一番よいかも自動で判断します。私たちのヴィジョンの中核は、常に走り続けることで、都市モビリティの真の変革を引き起こすクルマをデザインしていくことです。
そうすることで、都市の混沌をダイナミックな流れに変えて、アーバンライフの新たなクオリティを想像することができるのです。
このヴィジョンこそが、スマートのチームをひっぱっています。いつの日かこのクルマが道を走れるように、私たちは最善を尽くしていきます。
そして、もう一つ、公道にでる車を、エバ・ヴィーゼがご紹介します。AMGです。
エバさん、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
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