もし3,000万円使うことができるなら、貴方はフェラーリを買う?国産車をフルチューニングする?

フェラーリ カリフォルニアT

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お金があれば、あのクルマが欲しい、所有しているクルマをカスタマイズしたい…など、クルマ好きならそうした妄想に近い願望が潜在的にあるでしょう。では、もし宝くじが当たって3,000万円が手に入ったとしたら、貴方はフェラーリを買いますか?それとも国産車をフルチューニングしますか?
Chapter
もしお金が自由に使えるなら、所有したいスーパースポーツ…
もう一方の雄、ランボルギーニは?
では国産車をフルチューニングして乗るという選択肢は?
国産最強!?「日産 GT-R NISMO N Attack Package」
個人的には日本未導入の史上最強「ランエボX FQ440」

もしお金が自由に使えるなら、所有したいスーパースポーツ…

少し妄想めいた記事となりますが、もし3,000万円が手に入ったらという前提でのクルマ選びを考えてみたいと思います。

そんなあぶく銭が手元に来ることなど考えにくいのですが、3,000万円あったら、一度は夢みたいのがスポーツカーの王者、フェラーリのオーナーでしょう。

しかし、税込み新車価格をチェックしてみると、3,000万円あっても新車で購入できるフェラーリは、2,450万円のカリフォルニア Tのみです。

それ以外は、すべて3,000万円以上…うーん、さすが王者といったところです。とはいえ、なにより「赤い跳ね馬」のステータスは代えがたいものがありますよね。

もう一方の雄、ランボルギーニは?

フェラーリに対してもう一方の雄、ランボルギーニはウラカンLP610が新車価格2,970万円と、ぎりぎり3,000万円に収まる価格。こちらは5.2L V10エンジンを搭載し、610馬力を叩き出す闘牛。また、2WD仕様のLP580も用意されており、こちらは2,462.4万円とリーズナブル(?)なモデルです。

いずれにしてもタイヤ、オイル、消耗品すべて高額出費となるのは明白、自動車税も76,500円~88,000円が毎年かかってきます。もちろんそんなことをいっていたら乗れないクルマですが、3,000万円の使い道としてはなかなか悩ましいところかもしれませんね。

では国産車をフルチューニングして乗るという選択肢は?

フェラーリ、ランボといったクルマにはやはり欧州スーパースポーツの持つ文化、ステータスがあります。

他方で、ガレージにしまい込む美術品ではなく、クルマはサーキットを走ってナンボという価値観もあろうと思います。そうした場合は、国産スポーツモデルをフルチューンするという選択肢もありますよね。

もちろんチューニングのレベルで価格は大きく変動してきますので、メーカーの手掛けるコンプリートカーをチョイスしてみましょうか。

国産最強!?「日産 GT-R NISMO N Attack Package」

GT-Rは、もっともコストパフォーマンスに優れたスーパースポーツと呼ばれています。それゆえにステータスの部分で魅力が薄く、富裕層からの人気はいまいちとも言われます。しかしNISMO N Attack Packageは、そんな意見も性能でねじ伏せることができるかもしれません。

なぜならば、その名前が示すように、ニュルブルクリンク旧コースで7分8秒679というタイムを叩き出した仕様とほぼ同等のパッケージなのですから。

メーカー直系のNISMOのパーツが随所に組み込まれ、最高出力600ps/6800rpm、最大トルクは66.5kgm/3600-5600rpmを叩き出すモンスターGT-R。カスタマイズもNISMOが行っていることから信頼性も担保されており、普段乗りも安心できるのではないでしょうか。

フェラーリと互角以上に渡り合える1台。そのお値段は、GT-R NISMOの新車価格が1,870万200円。それにA kitを組み込んでプラス900万円の上乗せした、2,770万200円です。

カリファルニア TやウラカンLP580以上の価格。ただし運動性能は、圧倒的に上でしょう。

また維持の面ではパーツの供給含め、心配ないのが国産の強みです。

個人的には日本未導入の史上最強「ランエボX FQ440」

長い歴史に幕を閉じた「ランサーエボリューション」。エボ人気は日本にとどまらず世界中で評価されているのは周知のとおり。ことさら英国三菱で2014年にリリースされたランエボXのFQ440は、衝撃的なモデルでもありました。

これは三菱自動車の英国進出40周年記念モデルという位置づけで、2.0L直4ガソリンターボエンジンにHKS製ターボチャージャーを装備、ECUチューニング、吸排気パーツのカスタマイズにより、最高出力440ps/6,800rpm、最大トルク57kgm/3,100rpmを叩き出す、2.0Lエンジンとしては最強のモデルでした。

このFQ440をネットで検索したところ、だいたい5万ポンド(販売価格も5万ポンドでした)が相場のようで、これなら1千万円ほどあれば、個人輸入もできるでしょう。

日本で乗るなら、ディーラーで整備もしてもらえそうですし、もしディーラーで断わられてもランエボを整備してくれるショップはたくさんありそうです。またパーツの供給にも困らず、法定速度内で最も快適に速く走れたのがこのランエボX FQ440ではないでしょうか。

余ったお金はマンションやマイホームのローンに回せますしね…なんてことも考えてしまいます。


今回は「もしも3,000万円あったら」ということでの妄想ですが、こうしたクルマ選びを考える時こそが一番楽しいものかもしれませんね。

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