フェラーリなどのスーパーカーは拒否されることも…機械洗車のメリット・デメリット

機械洗車を「拒否」されたフェラーリも…

フェラーリ 488 GTB

フェラーリオーナーの逸話として、ガソリンスタンドで機械洗車を断られて渋々手洗い洗車をしたなんて話があります。

確かに、稀少車種は洗車機の開発時にテストされていないでしょうから、万が一のことがあってはいけないという判断からのことでしょう。もちろん高額車両であるゆえの、リスクといった面もありますね。

またヒストリックカーで洗車機に入るのも危険な場合もあります。高圧で放水をされるので、防水性が劣化していたりすると、車内に水が入ってくるというケースもあります。

エンジンルーム内に水が入ることで電装系に思わぬトラブルを起こす、なんて場合もあるかもしれません。一般的にそうしたヒストリックカーは、機械洗車を避けた方が良いといわれていますよね。

そういった高級車や稀少車でなくとも、洗車機自体は昔から”ボディに傷が付く””塗装が痛む”という声もあり、あまり好まないオーナーもいるかもしれません。

進化している現在の機械洗車

機械洗車

過去の洗車機といえば、前述のように評判はそれほど芳しくありませんでした。しかし最近では、水圧はもちろん、回転するブラシもスポンジやムートン、ゴムブラシなど、車体に優しい素材を使用。さらに、作業前にブラシを空転させることで、ボディに傷つける原因となる泥や砂を毎回落としています。

こうした洗車機の進化とボディコーティングの普及によって、週末の大型ガソリンスタンドでは機械洗車の順番待ちが日常的な光景になりました。

機械洗車のデメリットは…

ガソリンスタンド

前述のように、洗車機は機材が大きく進歩しており、抵抗なく利用できるようになっていますし、なにより洗車機を使う最大のメリットは、時間と手間が省略できること。しかしデメリットも存在します。

車体に傷が付かないように設計されているため、汚れ落ちが悪いということは共通しています。またボディ形状(突起など)によっては、洗車できない箇所が生まれます。

洗車機の注意書きには、「アンテナを外してください」といったものや、ドアミラーウインカー装備のクルマや外車等は、「ミラー周辺を洗車しない」設定とするよう明記されています。

何も考えずに洗車機に入れて、ボディがきれいになれば言うことはないのですが、アンテナを外したり、備え付けのテープでパーツを保護したり、さらには洗車残しがあったりとなれば、洗車後の手間が生まれます。

そう考えると、やはり自身での手洗い洗車が本当は理想なのかもしれませんね…。

長短ある洗車機、結論としては…

現在の洗車機は機材の進歩もあり、それほど使用にナーバスになる事もないでしょう。

ただし、フェラーリなどの稀少高級車や特殊な形状をしたモデルは、予期せぬトラブルがあるので慎重に使用した方が良い、という事が言えます。また先に述べましたが、ヒストリックカーへの使用も様々な意味から避けた方がベターといえます。

洗車機を使用しても、完全にケアしきれていない部位も出てきますから、そこはオーナー自身による「仕上げ」で補完すべきところ。

自身の「目」でボディをチェックする事にもつながりますから、思わぬ傷や、車体の状況に気が付く事にも繋がります。また加えて言えば、ガソリンスタンドで洗車した際は、必ずタイヤの空気圧のチェックもした方が良いでしょう。空気圧の低下は燃費の悪化にも繋がりますし、異常な低下であれば、タイヤの劣化やトラブルの可能性もあります。

洗車を含めたクルマのケアも、カーライフの一部。上手に洗車機も利用したいですね。

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