遮断機のバーを押し切れ!踏切に閉じ込められた時の対処法
更新日:2017.09.26
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遮断機のバーが降りた踏切内に、閉じ込められたという経験はありますか?「ない」という方がほとんどだとは思いますが、考えごとをしていたり、思ったよりも踏切の先が渋滞していたりと、トラブルは思いもよらないところで起きるものです。そこで、万が一、踏切に閉じ込められてしまった場合の対処法を再確認しておきましょう。
- Chapter
- ①非常停止ボタンを押す
- ②ゆっくりと前進
- 踏切内のトラブルは落ち着いた判断が必要
①非常停止ボタンを押す
踏切には、非常停止ボタンがあります。皆さんご存知ですよね?教習所でも習う内容のひとつです。立体交差化などによって年々減少傾向にあるものですが、それでも自動車による踏切事故は年間119件発生しています。(平成26年の内閣府データより)
人や車が踏切内で立ち往生してしまった場合は、速やかに非常停止ボタンを押し、接近する列車に異常を知らせます。車が電車と衝突しなければ賠償金は請求されませんが、衝突してしまえば賠償金は計り知れないものになります。
在来線の場合、非常ブレーキをかけて止まるまでの距離は600mは必要とされています。非常ボタンを押すことに躊躇ってしまう人もいるようですが、押すことで賠償金を請求されるということはありません。ただし、いたずらや遮断機が上がるまで待てないという一方的な理由は処罰の対象になります。
また非常ボタンを押した場合は、そのまま立ち去らずに、鉄道職員に事情を説明すると運行をスムーズに再開できるようです。
人や車が踏切内で立ち往生してしまった場合は、速やかに非常停止ボタンを押し、接近する列車に異常を知らせます。車が電車と衝突しなければ賠償金は請求されませんが、衝突してしまえば賠償金は計り知れないものになります。
在来線の場合、非常ブレーキをかけて止まるまでの距離は600mは必要とされています。非常ボタンを押すことに躊躇ってしまう人もいるようですが、押すことで賠償金を請求されるということはありません。ただし、いたずらや遮断機が上がるまで待てないという一方的な理由は処罰の対象になります。
また非常ボタンを押した場合は、そのまま立ち去らずに、鉄道職員に事情を説明すると運行をスムーズに再開できるようです。
②ゆっくりと前進
非常停止ボタンを押したとしても、押すタイミングが遅れてしまえば電車も安全に停止することができません。踏切の下降途中、または降下後に閉じ込められた際、車が動く場合は、遮断器のバーを押し切って進むことをおすすめします。
近年の踏切は遮断かん折損防止器といって、バーに屈折する箇所を持っているものがあります。もしも踏切横断中に遮断機が降りてしまっても、車体で押すことでバーは根本から曲がり、踏切から抜けられる構造になっています。
すべての踏切で遮断かん折損防止器が設置されているわけではありませんが、踏切に閉じ込められた場合は、バーを押し切って進むことをおすすめします。
運悪く遮断かん折損防止器が付いていなかった場合は、バーの賠償金が請求されます。しかし電車にぶつかることを考えれば、たいしたことではありませんよね。
近年の踏切は遮断かん折損防止器といって、バーに屈折する箇所を持っているものがあります。もしも踏切横断中に遮断機が降りてしまっても、車体で押すことでバーは根本から曲がり、踏切から抜けられる構造になっています。
すべての踏切で遮断かん折損防止器が設置されているわけではありませんが、踏切に閉じ込められた場合は、バーを押し切って進むことをおすすめします。
運悪く遮断かん折損防止器が付いていなかった場合は、バーの賠償金が請求されます。しかし電車にぶつかることを考えれば、たいしたことではありませんよね。
踏切内のトラブルは落ち着いた判断が必要
もしも踏切に閉じ込められてしまったら、焦ってしまって当然です。しかし、冷静さを失うと普段難なくできることもできなくなってしまい、おおきな事故につながってしまいます。
踏切の前での一時停止は基本的なルールですが、ただのルーチンワークになってしまい、安全確認を怠ってはいませんか?この時、左右の確認と同時に、踏切の先に車が入れるスペースがあるかどうかの確認も重要。踏切を出た先に信号機があり、渋滞しているなんてこともあります。
もちろん警報機が作動したら、絶対に踏切内には入らないようにしましょう。これは基本です。
踏切の前での一時停止は基本的なルールですが、ただのルーチンワークになってしまい、安全確認を怠ってはいませんか?この時、左右の確認と同時に、踏切の先に車が入れるスペースがあるかどうかの確認も重要。踏切を出た先に信号機があり、渋滞しているなんてこともあります。
もちろん警報機が作動したら、絶対に踏切内には入らないようにしましょう。これは基本です。