比べるものではないけれど…ハイラックスとFJクルーザー、買うならどっち?

新型ハイラックス、13年振りの日本導入!

トヨタ ハイラックス 2017

2017年9月12日、トヨタは13年ぶりとなるハイラックスの販売を発表しました。

かつて日本でSUVブームの一翼を担ったのは、2代目ハイラックスサーフのワゴンボディ。今回は発売となるのが、ダブルキャブ(5人乗り)のピックアップトラックなので、少々趣が異なります。

グレードは、標準の"X"と上級にあたる"Z"の2種。搭載エンジンは、いずれも2.4L直4クリーンディーゼルターボで、最高出力110kW(150ps)/3,400rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,600-2,000rpmをそれぞれ発生します。

生産はトヨタ・モーター・タイランド社のバンポー工場。タイ国からの輸入車です。

新型ハイラックスとFJクルーザー、どちらを選ぶ?

無題

新型ハイラックスの車両価格は、326万7,000円〜374万2,200円。対するFJクルーザー”ファイナルエディション”は349万2,720円。

どちらも、逆輸入車然とした大柄なボディが特徴で、ユーザーへの訴求ポイントにもなっています。この2台を比べた場合、筆者ならズバリ!新型ハイラックスを選択します。その理由を紹介しましょう。

抜群の経済性

まずFJクルーザーは、4.0L V6ガソリンエンジンを搭載する普通乗用車登録で、自動車税は年額66,500円になります。一方、新型ハイラックスは1ナンバーの普通貨物自動車なので、自動車税は16,000円です。

さらに重量税が、FJクルーザーの49,200円(3年)に対し、新型ハイラックスは車両総重量が3トン以下なので12,300円となります。

1ナンバーである新型ハイラックスは、新車納車2年後以降、毎年車検が必要です。つまり、毎年自動車重量税を納入します。それでもFJクルーザーに比べれば、新型ハイラックスの自動車税と自動車重量税の合計は安価です。

毎年、車検費用がかかるとはいえ、法定点検時に印紙代や代行費用が余分に必要な程度。さらに毎年、車検を通すため消耗部品や破損部品の早期発見、早期対応が可能。修理代金も安価になると予想できます。

さらに燃料費も格安です。FJクルーザーはレギュラー仕様とはいえ、燃費は8.0km/L。年間に1万kmを走行した場合、燃料費は15万円程度です(レギュラーガソリン=120円/Lで計算)。対する新型ハイラックスの燃費は11.8km/L。年間の燃料費は8万4,746円(軽油=100円/Lで計算)。年間で65,254円も安くなります。

衝突予防安全装備搭載

新型ハイラックスは、プリクラッシュブレーキアシストとレーンディパーチャーアラートをZグレードに採用。急発進を抑制するドライブスタートコントロールを全グレードに採用しています。自動運転ではなく、あくまでも運転支援システムに留まり、運転者に安心を与えます。

対するFJクルーザーの予防安全装備はABS、バックソナー、フロントフォグに留まります。このあたりは、設計の古さが隠せません。

1ナンバーらしい存在感

ハイラックスの車体寸法は、全長5,335mm×全幅1,855mm×全高1,800mm。世界基準のボディサイズです。日本の市街地では、取り回しに苦労するかもしれませんが、その存在感は圧倒的。ランクル200系にも匹敵しそうです。

新型ハイラックスも、手放しで評価できるわけではありません。ラゲージの防犯性や積載物の安全性、商用車なので仕方がないですが固定式の後部座席など、気になる点もあります。

それでも新型ハイラックスは、ジェットスキーやダイビング、キャンプやペット飼育などを趣味とするアウトドアピーポーには、”買い”の1台です。

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