86/BRZが改良!共同開発でも改良点は大きく異なる?

デビューから5年経過し、熟成を続けるFRスポーツ

トヨタ 86 2017

2017年現在では数少なくなったFRスポーツモデル。その象徴的存在になっているのが、トヨタ 86/スバル BRZです。ご存じのように、両車とも基本的には同一のコンポーネントで完成されており、エンジンはスバルの水平対向が搭載されます。

当初スバル側は、自然吸気エンジンの採用に反発するなど、喧々諤々ありながらも完成した86/BRZは、スバルとトヨタ、初の共同開発モデルであり、開発技術も持ち寄り、開発費用も両社折半で行ったといわれています。

2012年に発表され、5年の歳月が経過する間に改良も行われています。そして2017年9月、再び両モデルともに改良が加わりました。しかし、それぞれの内容は異なるようなのです。

【トヨタ 86】ハンドリング向上と新カラー追加

トヨタが新しい86に施した改良は、
・ステアリングの支持剛性を強化
・サスペンションの再チューニング
・期間限定の新色ボディカラーとして、ソリッドグレーを設定

主にハンドリングのフィーリングと向上がメインです。また、サイドミラーとリアスポイラー、アルミホイールをブラック塗装で統一し、Brembo社製のブレーキを標準装備したGT“Limited Black Package”を新たに設定しています。

ファインチューニングとして熟成を進めた内容といえるでしょう。また期間限定のソリッドグレーカラーは、落ち着きと迫力があり、世代を問わずにチョイスできるカラーバリエーションといえますね。販売は2017年10月4日からとのことです。

【スバル BRZ】ボディ剛性の強化

スバル BRZ 2017

一方のスバルBRZは、
・車体前後のパーツを補強し、ボディ剛性を向上
・方向指示レバーの軽い操作でターンランプおよびメーター内表示が3回点灯する「方向指示器のワンタッチ機能」追加
・ヘッドランプやテールランプがリモコンキー・アクセスキーと連動して点灯する「ウェルカムライティング」機能を追加

スバルは、ボデイ剛性の向上をメインに快適装備の追加を行っており、86の改良とはかなり異なった内容となっています。

それぞれの個性が明確になってきているのでは…

スバル BRZ

姉妹車とはいえ、あくまでも異なるメーカーの車種ということで、こうした改良に関しては、それぞれメーカーが忖度せずに行う範疇であるといえそうです。

また、すでに指摘されているように、86とBRZは足回りなどのセッティングが若干違うため、細かな改良やファインチューンを施す(施したい?)箇所が異なります。

5年が経過し、メーカー側は独自に熟成を続けているわけですから、デビュー時以上にそれぞれの性格、個性というものが、明確になってきているかもしれません。今後購入しようという方は、そうした点を鑑みてチョイスすると良いかもしれませんね。

次期モデルの登場も噂されている86/BRZですが、現行モデルもこうした改良で商品力を高めている、そして明確な比較対象となる2台だけに、各メーカーもより良いものに仕上げようという工夫を凝らしているのは間違いありませんね。

今後も進化が楽しみな両モデルの関係といったところではないでしょうか。

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