友情に亀裂が入ることも!? 中古車を友人から購入しないほうがいいって本当?

インターネットの普及で個人売買が増えています

女性

ひと昔前まで、新車ならディーラー、中古車なら中古車販売店やディーラーの中古車部門で購入するのが一般的でした。

それが現在は、ネットオークションやマッチングサイトの利用者が増え、オークションサイトで好みの車を格安で入手したり、業者に売るよりも高く愛車を売りさばいたりする人が増えてきました。

そういった売買方法は、トラブルがなく、名義変更などの手続きもスムーズに行われさえすれば、なんの問題もありません。売った人、買った人、双方が幸せになれるとても良い方法です。

しかし、自動車の売買に限ったことではありませんが、個人売買でのトラブルは多くあります。

個人売買で起こりやすいトラブル

無題

クルマは安くても数万円、場合によっては数百万円という高額な商品になる場合があります。個人売買は、そのような高額商品を、業者を挟まずに売買契約を結ぶということになります。

さらに購入した側は、買っただけでは終わらず、購入後は、名義変更をはじめとする譲渡の手続きなど、公的な手続きをすぐに行わなければなりません。

ところが見た目だけではクルマの状態がわからないことも多く、保証が付かない個人売買では購入後のトラブルで、重大な事故や訴訟につながることも少なくないのです。

意外に厄介なのは、友人、知人間での売買

見知らぬ人との個人売買は不安ですが、友人や友人の紹介なら安心?と思っている人は少なくないでしょう。

愛車を手放すとき、「長年乗ってきた愛着のあるクルマだから知らない人に売るより、知っている人に買ってもらった方が安心」と考える方もいるかもしれませんね。

もちろんこれもうまく行けば、なんの問題もありません。しかし、友人間だからこそ、言いにくい、催促しにくいということもあります。

友人だから許してもらえる、待ってもらえるという、”甘え”によるトラブルも起こりがちです。では、具体的にどんなトラブルがあるのでしょうか?

友人間の自動車売買で起こりやすいトラブル

譲渡証明書

・お金を払ってくれない
もっとも厄介なトラブルです。友人間であっても、全額支払われないうちは車を引き渡すのは避けましょう。また分割の場合は、支払いに関する誓約書や借用書を一筆書いてもらうことをお勧めします。

・名義変更をしてくれない
これもよくあるトラブルです。一般的には、買う側が名義変更の手続きをするのですが、売った側の書類(車検証、委任状、印鑑証明、譲渡証明書など)が必要で、それらの書類をなかなか送ってくれない、または売った側が書類を送ったにも関わらず、買った側が手続きをしてくれない、といったトラブルが起こります。

※新オーナーが旧名義のままでクルマに乗り、駐車違反やスピード違反をすると、通知が行くのは名義人=前オーナーのところになります。また、自動車税などの納付書も3月31日の時点での所有者のところに届くので、名義変更をしないまま、自動車税も未払いでいると、いつまでたっても前オーナーに届くことになります。

・故障や車のトラブル隠し
個人売買は基本的に『現状渡し』が原則です。つまり保証などをつけずに販売されます。新オーナーの手に渡った直後に故障しても、新オーナーは文句を言うことができません。クルマの故障がいつ起こるのか?それはプロでも予測が難しいことです。ただし、事故歴、修復歴などは、きちんと報告する義務があります。

個人売買ではここに注意!

仲の良い友人との友情にひびを入れないためにも、事前に両者で以下の細かい部分を確認しておきましょう。

・外装などの細かい傷
・事故歴・修理歴
・エンジンの調子
・走行距離、入金方法、引き渡し方法

名義変更の時期などの確認に加え、車検証も確認が必要です。あらかじめ書類を準備しておいて、引き渡しの日に一緒に名義変更に行くのもお勧めです。

事故歴の確認は全国にある財団法人日本自動車査定協会に依頼する方法もあります。有料ですが、その車の事故歴が修理歴などをチェックして「車両状態確認証明」を発行してもらえます。プロの査定士が公平な立場で査定してくれますよ!

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