純正なのに車高が変化する!? ボタンひとつで車高が変わる車たち

超シャコタンは大変そうですが大好きです!

世の中には「意味の無いシャコタンはダサい」と言い切ってしまう方もいるでしょう。筆者はむしろ個性的なクルマだと思うので、大好きです。理屈に合うクルマばかりでは、世の中面白くないですからね。

単純に”地面までどれだけ近づけるかを競う”のだって全然OK。それで公道を走ったら、明らかに違法改造車になりますが、その苦労や仕上がり具合にオーナーの情熱を感じます。

とはいえ車高が低いと、ちょっとした段差でも車のお腹になにかが引っかかったり、パーツが壊れたなどが日常茶飯事。コンビニに寄るにも段差が気になります。

それでも、下げる人はとことん下げる!いいじゃないですか。

苦労だけではなく工夫もしている!? ボタンひとつで車高アップ!

もちろん、なにも考えずに壊しては芸がありませんから、何かと工夫をしてあれば、もっと面白いです。たとえば、以前、トヨタの70スープラを改造してフェラーリ・テスタロッサのレプリカを作ったショップがありました。

それはもう見事な出来栄えで、スーパーカーのレプリカですからガッチリとシャコタン、最低地上高は地面スレスレです。

ちょっとした段差でもフロントのスポイラーがぶつかりそうで、公道ではほとんど使えないのでは?と思っていたら、フロントには油圧サスかエアサスを組んであり、段差があればボタンひとつでフロントの車高を上げてクリアできる機構が付いていました。これでコンビニでも牛丼屋でも、どこでもイケますね!と感心しました。

じつはスーパーカーでも同じことをしている

ガヤルド LP 560-4 Bicolore

そうしたカスタムカーばかりではなく、最低地上高が低いといえばスーパーカーの類も同じです。

車高が低いのは見てわかりますが、最低地上高も地面スレスレですから、超高級車をガリガリと地面にこすっていたら、修理代だけでとんでもないことになる…と考える方は、本来スーパーカーに乗ってはいけないのかもしれません。

しかし、そんな外野の心配をヨソに、むしろスーパーカーメーカーのほうがよほどしっかり考えているというか商売上手で、ランボルギーニはガヤルド以降、ボタンひとつでフロントの車高が上がる機構を持っています。

このアイディアは、アルファロメオの限定車 SZ(ES30:1989年発表)が採用したものが、市販車では最初だったと思います。

純正で車高も上がる大衆車といえば、シトロエン!

シトロエン BX

ボタン一発で車高が変わるのは、カスタムカーやスーパーカーばかりではありません。

純正でエアサスを採用しているメルセデス・ベンツの一部モデルでは、スポーツモードを選択すると、車高が数ミリダウンします。

また、純正で車高可変機構がついているものもあり、代表的な例では油圧を使ったシトロエンのハイドロニューマチックサスペンションがあります。

これは、最低地上高を稼ぐためのものではなく、車両が常に正しい姿勢になることを目論んで開発された機構でした。


このように、車高が低い車には苦労がつきものですが、それらを解決する工夫が存在します。違法にならない程度で車高を変えてドライブを楽しみたいですね。

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