駐車場がない、道が狭いなど…スポーツカーに乗ってて困ること

マツダ RX-8

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スポーツカーといえば、車高が低くて、カッコイイ車の代名詞。みなさんも、風を切りさくようなフォルムに、一度は憧れたことはありませんか?しかし、車はカッコよさだけで乗れるものではありません。かっこいい車には、それなりのデメリットも存在するのです。これから買おうと考えている方はぜひ、参考にしてみてください。
Chapter
①停められる駐車場が限られる
②後部座席は致命的に狭い
③街中での加速はイマイチ
④日本道路では狭さを感じる場面も
⑤積載量の少なさ
なにものにも変えられない楽しさ。それがスポーツカーにはある

①停められる駐車場が限られる

最低地上高の低いスポーツカーは、ロック板のあるコインパーキングや、パレット式のタワーパーキングなどには停められない可能性があります。

ある人の体験談では、コインパーキングで後輪がロック板を超えたあたりで床下からゴリゴリと音がして、それ以上バックすることができなかったそうです。

さらに、スポーツカーは基本的に2枚ドアで、乗降性を高めるため前後に長く作られています。そのドアを開閉するためには、隣の車や壁との間に普通の車よりも広いスペースが必要となります。なんとか駐車場の枠内に車を停めることができても、今度は乗り降りという困難が待ち構えているわけです。

②後部座席は致命的に狭い

4人乗りもしくは2+2といわれる設計であっても、ルーフの形状からして後部座席の居住スペースに余裕がないことは容易に想像ができますが、乗り込んでみるとそれは確信へと変わります。

前席メインでつくられているスポーツカーの後部座席は、ほぼエマージェンシー用。頭上スペースがぎりぎり確保できたと思っても、走行中の路面の凹凸でリアガラスにゴツンといってしまうことも。長距離移動は、苦行です。

さらに、ヘッドレストがない車も当たり前のようにあるため、万が一のことを考えるとあまり人を乗せるべきではないのかもしれません。

③街中での加速はイマイチ

意外に思われるかもしれませんが、高回転型エンジンを積んだスポーツカーは、一般的な車に比べて低速トルクが細いため、普通に加速しようとすると、軽自動車に置いて行かれてしまうこともしばしば。

もちろん、それなりにアクセルを踏み込めば十分な加速ができますが、燃費は悪化し、騒がしいエンジンサウンドで白い目で見られてしまうこともあるでしょう。

④日本道路では狭さを感じる場面も

スポーツカーは、高速で安定したスタビリティを確保するために、車幅が広くなっています。ですから日本の細い道は苦手です。また車両感覚も掴みにくいため、恐る恐る運転しなければなりません。

日常的にスポーツカーならではの走りが楽しめるシーンは、それほど多くないでしょう。

⑤積載量の少なさ

当然ですが、スポーツカーは積載性ではほとんどの車に劣ります。4人乗りや2+2の後部座席を倒して容量を確保したとしても、前席ドアから積み込むため、大きな荷物を積み込むことは困難です。

後部座席のない2シーターミッドシップのスポーツカーは、日常使いでも支障があるほど使い勝手は良くありません。

なにものにも変えられない楽しさ。それがスポーツカーにはある

デメリットを取り上げてきましたが、スポーツカーは買わないほうがいいというわけではありません。

スポーツカーには普通の車では味わえないハンドリング、ドライブフィールがあります。運転していて楽しいジャンルの車であることは、断言できます。

こういったデメリットを知っておくことで、購入後のギャップをなくし、後悔のないスポーツカーライフを送っていただければと思います。
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