カリフォルニアTが世代交代!? その後継車「ポルトフィーノ」がデビュー

フェラーリ2+2FRオープンスポーツの新たな系譜

フェラーリ Portofino 2017

フェラーリ カリフォルニアは、フェラーリとして始めてV8エンジンをフロントに搭載した2+2のオープンスポーツで、エントリーモデルとして、そして日常に使えるフェラーリとして、新たな顧客層をつかんだヒット作です。

2014年には後継のカリフォルニアTが登場。ダウンサイジングの流れに応じて、排気量を4,297ccから3,855ccに縮小し、ターボを装着。F40以来のターボエンジンは、カリフォルニアの482psから560psへと大幅アップ、さらに優れたパッケージとなりました。

それから3年経った2017年、このカリフォルニアTの後継となるポルトフィーノを発表。どのような新機軸が盛り込まれているのでしょうか。

よりパワフルかつエレガントな存在。ポルトフィーノ

ヒット作カリフォルニアの実質的な後継モデルとなるポルトフィーノは、フェラーリのニューモデルとして、既存の顧客にはより高い満足を提示し、同時に新規顧客層を開拓する魅力を備えたモデルであることが義務付けらていたことは、想像に難くありません。

そのため開発のハードルは相当に高かったと推察できます。ですが、流石というべきか、想像以上のパッケージを提示してくれました。

ポルトフィーノ (Portofino)は、美しい景観で知られるイタリアの高級リゾート地の名称からいただいたもの。東京ディズニーシーもテーマパークにその光景をオマージュしているほどなのだそうです。

かような美しいネーミングを与えられたポルトフィーノは、これまで同様の電動ハードトップを備えた優美かつダイナミックなクーペデザインとなっています。

特徴的なのはテールエンドで、ハードトップ部を収納するためにある程度のボリュームを必要とするトランクのテールライトは、左右を外側に配置することでワイド感を強調、スポーティかつエレガントなテールエンドを形成しています。

またフルLEDヘッドライトは、その縁部を注意深くみると、エアインテークが配されているのに気づきます。

パワーユニットはカリフォルニアTからのキャリーオーバーとなるV8 3,855ccターボエンジンですが、新しいピストンとコンロッド、インテーク、排気システムの見直しなどによって、ターボラグをほぼ感じさせない優れたレスポンスのエンジンに仕上げているそう。

また選択されたギアに合わせて発生トルクを調整するという、可変ブースト機構を搭載することで、高出力と効率向上による環境性能の向上さえも実現させています。

またステアリングには、EPS(Electric Power Steering)を採用しています。

■フェラーリ・ポルトフィーノ スペック

フェラーリ Portofino 2017

■フェラーリ・ポルトフィーノ スペック
ボディサイズ…全長4586 mm、全幅1938 mm、全高1318 mm
エンジン…3855cc V8ターボエンジン 
最大出力…441kW(600ps)/7500 rpm
最大トルク…760Nm(77.5kgm)/3000rpm~5250 rpm
トランスミッション…7速DCT
最高速度… 320km/h
0-100 km/h…3.5秒
環境性能…10.7L/ 100 km
※いずれもメーカー発表値

価格やデビュー次期も気になるポルトフィーノ。2017年9月12日より開幕するフランクフルトモーターショーでワールドプレミアとなるようです。となると、発売は2018年内といったところでしょうか。

カリフォルニアTの価格が約2,450万円でしたから、その後継モデルとしての立ち位置を考えると、同等か少し高額かもしれませんね。

新たなフェラーリの魅力を引き出す存在となり得るか、注目の1台といえそうです。

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