待ってました!新型ランクル、どのような車に?

世界初披露となる新型ランドクルーザー

トヨタ ランドクルーザー ZX

※画像は200系ランドクルーザー

欧州トヨタが発表したプレスリリースによれば、2017年のフランクフルトモーターショーでの目玉は、C-HR HV-powerコンセプトと、新型ランドクルーザーのワールドプレミア。ヤリスGRMN、オーリスのパーソナライゼーション仕様「FreeStyle」の発表です。

新型ランドクルーザーのワールドプレミアとは、聞き捨てなりませんね。具体的な内容は発表されていませんが、セグメント唯一のラダーフレーム構造を採用すること、ヘビーデューティーな本格クロカンということが明らかになっています。

新型ランドクルーザーはどんな車に?

欧州でのランドクルーザー

ランドクルーザー プラド

新型ランドクルーザーといっても、じつは欧州でランドクルーザーとして販売されているモデルは、日本での「ランドクルーザー プラド(以下プラド)」。

日本でいうランドクルーザー(200系)は、欧州では「ランドクルーザーV8(以下200系)」という名称で販売されています。となると、フランクフルトショーで発表されるランドクルーザーは、日本でいうプラドである可能性が高く、200系やその後継車ではないかもしれません。

セグメント唯一のラダーフレーム採用

トヨタ ランドクルーザー

では、リリースで言及されている”セグメント唯一のラダーフレーム採用”という点に注目してみましょう。

まずプラドですが、同セグメントのライバル車といえば、三菱 パジェロ(輸出名:モンテロ)があります。現行型パジェロもラダーフレームを採用しているため、欧州市場でプラドはセグメント唯一のラダーフレーム採用車とは言えない状況です。

また200系と同じセグメントでラダーフレームを採用しているモデルは、メルセデス・ベンツ Gクラスです。しかし現行Gクラスは1989年に発売され、マイナーチェンジを繰り返しているとは言え、デビューからすでに28年が経過しています。さらに、NATOの軍用車でもあり、200系とはキャラクターが違いすぎます。そのため、セグメント唯一と言っても許されるのではないかと考えます。

ラダーフレームに着目すれば、プラドではなく200系の後継車を発表する可能性が高まります。ただし、プレスリリースの本文"a segment-unique body-on-frame construction"のuniqueを、筆者は「唯一の」と訳しましたが、「独特の」と訳せば、プラドと200系のどちらも可能性が浮上します。uniqueをどういうニュアンスで使用したのかは、短いプレスリリースで読み取るのは難しいですね。

新型かマイナーチェンジか?

ランドクルーザー プラド

プラドのモデルライフは、これまで6~7年でした。現行型プラドは2009年より生産しており、前例に習えば2015年前後にモデルチェンジを行っているはず。しかし実際には2013年のビッグマイナー以来、大きな動きがありません。

対する200系は、8~10年のモデルライフです。現行モデルは2007年発売ですから、まさにモデルチェンジのタイミングです。しかし、それはプラドも同じ。プラド、200系、両車に新型発表の可能性があるのです。

新型はTNGAに則ったラダーフレームを採用するでしょう。プラド、200系、レクサス LX、タンドラ、もし存在するならFJクルーザー後継車がシャーシーを共有すると思われます。

そして世界的にエンジン排気量と、シリンダー数のダウンサイジングが流行していますから、案外ボディサイズ的に差が少ないプラドと200系は統合され、V8エンジンはタンドラ専用、ランクル系はV6もしくは直4、ボディサイズはプラドと200系の中間サイズとし、ランドクルーザーの名称に統合するのかもしれません。

今回のプレスリリースでランドクルーザーについて、記載された文章はわずか2つのセンテンスのみ。そこから、世界初披露となるランドクルーザーを探ってみましたが、実態はまだ謎です。

はたして、どのような「ランドクルーザー」になるのか、フランクフルトモーターショーまで首を長くして待ちましょう。

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