VW、新型クロスオーバーSUV「T-Roc」を発表!気になる日本導入は?

VW T-Roc

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2017年8月23日、フォルクスワーゲン(以下、VW)は第4のクロスオーバーSUV「T-Roc」を発表しました。

ティグアンより1クラスコンパクトなT-Rocは、大人気激戦区の小型SUV市場に投入されます。はたして、どのようなモデルなのでしょうか?
Chapter
VW T-Rocとは?
VW T-Rocの外観デザイン
VW T-Rocの内装デザイン
VW T-Rocのパワートレーン
VW T-Rocの衝突予防安全機能
VW T-Rocの発売時期・価格は?

VW T-Rocとは?

T-Rocとは、ティグアンの弟分として設定された小型SUVです。

専門家の分析によれば、SUV市場のなかでも特に小型SUV市場は、今後10年間でおよそ2倍に成長する見通しとのこと。VWは、T-Rocで参入を決めたのです。

VW T-Rocの外観デザイン

外観は、VW社のデザインアイコンとなった水平に配置された横桟グリルとヘッドライトを中心に、水平基調で統一。

ボディサイドのキャラクターラインも水平で、低くワイドでスクエアなフォルムを強調。クーペのように精悍さを醸し出し、スポーティー感を演出しています。一方、SUVらしいデザインはルーフレールと力強い前後フェンダーに残ります。

ルーフはクーペのようになだらかですが、Cピラーの角度を高く設定し、後席頭上空間を確保。さらに積載量も標準シートレイアウト時で445L、分割可倒式後部座席を倒すと最大で1,290Lものカーゴルームとなり、これはクラス最大級とのこと。週末のまとめ買いも、ラクラクこなしそうです。

また、VWでは初となるツートーンカラーを採用。Aピラーはルーフと同色、Bピラーはブラック塗装のサッシュで隠され、Cピラーはボディ部と同色です。このポップな色使いは、これまでVWを敬遠してきたユーザーの獲得に貢献するかもしれませんね。

VW T-Rocの内装デザイン

インテリアは、けれん味のないT字型デザインで、中央部に大型のアクティブインフォメーションディスプレイを配置。各種インフォメーション機能やコネクト機能、エンターテイメント機能も装備。内装色は、外装色に準じます。

黄色や赤なども良いのですが、年配者にはもう少々シックな色合いが欲しいところです。この点は、豊富なパーソナライゼーションオプションで対応してくれることでしょう。

VW T-Rocのパワートレーン

駆動方式は、FFと4Motionのフルタイム4WDから選択可能で、変速機は7速DSGとMT。エンジンは、欧州向けにはガソリンターボ(TSI)、ディーゼルターボ(TDI)が、それぞれ3タイプずつ用意されます。

Like the larger Tiguan(ティグアンのように)とプレスリリースに記載されていますので、1.4Lと2.0L TSIと2.0L TDIは確定でしょう。残りのエンジンに興味がわきますね。

VW T-Rocの衝突予防安全機能

VW T-Rocの衝突予防安全機能は、自動衝突後ブレーキシステム、アクティブレーン保持システムレーンアシスト、歩行者監視と都市緊急ブレーキ付きフロントアシストエリアモニタリングシステムが標準装備です。

さらにオプションで アダプティブクルーズコントロール(ACC)、リアビューリバーシングカメラ、後方接近車アラート、ブラインドスポットモニター、レーンアシスト、パークアシスト、交通渋滞アシスト、緊急支援などが用意され、日本車と遜色ない内容となっています。

VW T-Rocの発売時期・価格は?

※画像はトヨタ C-HR

ドイツ市場には、2017年11月に投入予定。正確な価格は不明ですが、2万ユーロで購入できるクラスになるとのことです。となると、ライバルはトヨタ C-HR。欧州でも評判の高いモデルですから、もしT-Rocが日本に正式輸入されるなら、C-HRと乗り比べてみたいところです。

市販車は、9月のフランクフルトショーで発表されるとのことなので、10月の東京モーターショーでも展示されるでしょう。楽しみですね。

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