今日の渋滞、先頭はどこ!? 渋滞が引き起こされる原因とは?

事故渋滞

追突事故

もっともわかりやすい渋滞の原因は、事故によるものです。事故により車線が塞がれていることに加え、警察による現場検証や事故車の処理などでは、道路を封鎖することもあります。

事故によって、片側交互通行になったり、車線が減ったり、一時通行止めになったりすれば、交通量が多い場合、当然渋滞を引き起こします。この場合の”渋滞の先頭”は、事故現場です。

またこの事故現場付近では、事故の様子をよく見ようとするドライバーによって、見物渋滞が引き起こされることもありますね。

カーブや坂道が渋滞を招く?

渋滞

夏休みや春秋の行楽シーズンなど、交通量が多い高速走路では、何もないところで渋滞が起こるケースがあります。

それが、カーブや路面の起伏によって生じる渋滞です。高速道路のカーブやちょっとした起伏によって、車が減速したときに発生します。

交通量が少なく、前走車との車間距離がかなり離れている場合は良いのですが、車間距離が少ない状況で、前を走る車が減速すると、後続車は追いついてしまいます。

このとき後続車のドライバーが、ブレーキを踏んで減速します。当然、ブレーキランプが点灯しますから、その後ろのドライバーは安全な距離を保つためにブレーキをかける行動を起こします。そうなると、その後ろ、そしてその後ろ、さらにその後ろ…とブレーキの連鎖が起こり、最終的にはほぼ停止します。これが、自然渋滞の原因です。

高速道路では、それなりの速度で車が流れているため、速度が落ちると、どうしても後続車に影響が生じ、結局は渋滞となるケースも多いのですね。この場合、渋滞の先頭は明確にはありません。あるドライバーが危険回避のために使ったブレーキが、渋滞を生むといえます。

追い越し車線と走行車線の合流

首都高速道路

高速道路や自動車専用道路の合流も、原理としては前述したカーブやと同様です。側道から本線に出る際に、合流する車両と後続車にスピード差が大きかった場合、本線を走ってきた後続車は安全のためにブレーキを踏んで減速します。

このブレーキが、先の原理同様、その後続車にもブレーキを踏ませることになり、やがては渋滞となっていくのです。この場合、渋滞の先頭はもはやどこにもありません。

交通量が多ければ多いほど、些細なブレーキでも渋滞の原因となってしまうのです。

じつは「サグ部」が一番多い

もっとも多い渋滞の原因は、ザグ部と呼ばれている道路構造です。サグ部とは、下り坂から登り坂に変化する箇所で、横からみるとV字型の構造をしています。

下り坂の場合、それなりに速度が出た状態です。しかし、その道路がわずかに登っていると、ドライバーは気づかずに車の速度が落ちます。これが後続に連鎖して、渋滞を生むのです。サグ部とはまったく関係ないはるか後方で渋滞が出来ているケースもあります。

有名なのは、関越道の花園IC付近、東名道の大和トンネル、中央道の小仏トンネルなどです。

このように、渋滞は些細なブレーキが原因となっていることが非常に多いのです。「適切な車間距離を空ける」ことは、事故防止だけではなく、無用なブレーキを回避し、渋滞を少なくすることにも繋がります。

交通量の多いときほど、車間距離に気をつけてドライブを楽しみたいものですね。

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