同じ車種でもウインカーの点滅速度が少し違う理由とは?

同車種でも異なるウインカーの点滅速度!?

ヘッドライト シビック タイプR

ウインカーの点滅速度が急に目立って速くなる、といった経験はありませんか?これは大抵の場合、ウインカーの「球切れ」です。ウインカーは保安部品ですので、ドライバーが球切れに気付かないのは非常に危険であるため、点滅速度を変えるといった構造で知らせるようになっているのです。

そうした異常が起きたケースの場合は点滅速度が変化するわけですが、このウインカーの点滅速度、同じ車種でも若干違います。交差点等で同じ車種と遭遇したら点滅のタイミングをチェックしてみると面白いかもしれません。

この点滅速度が異なる理由は、ウインカーに使用されているリレー回路の部品によって、微妙に点滅速度が異なることです。このリレー回路の中には、電球に流れる電流を一定速度でオンオフするためにあるのですが、この中にはコンデンサーや抵抗、といった様々なパーツが使われています。

この小さなパーツ達が個体ごとに持っている微妙な誤差が組み合わさる事により、点滅速度が同じ車種でも若干違う、という状況を作り出すようです。

もちろん、現代の技術であれば、より精度をキッチリさせることも可能でしょう。しかしその為には精度をとる為にパーツが増える=コスト増加に繋がる為、そこまではしていないとも言われています。

また車内での空調・エアコンの使用や様々な電子機器の使用で点滅速度は変わるとも言われています。確かに公道においては一定条件での使用とはなりませんから、当然といえるかもしれませんね。

ウインカーの点滅速度は車検で検査するのか?

自動車検査証

大切な保安部品ですから、車検でも点灯のチェックはされるのは当然の事です。では、点滅速度はチェックされているのでしょうか?

ウインカーについては、道路運送車両の保安基準で、「毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅するものであること」と定められていました。という事は、点滅速度はチェックされている、という事になります。

検査官の方々も毎日チェックしているものですから、明らかに点滅速度に異常があれば、すぐに気づいてくれるでしょう。

ウインカー点滅改造パーツは違法

道路 車線変更

原動機付自転車やバイクなどで、球切れでないにもかかわらず、異常に速いスピードで点滅しているものを見たことがあると思います。あれは”ハイスピードフラッシャー”というパーツを使って、点滅を速くしているもので、以前はよく見かけました。

しかし前述のように「毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅する物であること」が保安基準で定められているので、この範囲外で高速に点滅するものであれば、違法改造となり、車検は通りません。原動機付自転車などが好んで使うのは、車検がないからかもしれませんね。

最近出ている”ハイスピードフラッシャー”は、点滅速度を可変できるように設計されていますから、法定内でスピードの変化を楽しむことができると思います。

しかし、あくまでも保安部品ですから、アフターマーケットパーツを使用せず、純正の状態で安全運転を心がけるのがベストです。

ではウインカーレンズの色は…?

ウィンカー

ウインカーの発光色も、「橙(オレンジ色)」と法で定められています。とはいえ、ウインカーレンズ(外側)の色には規定はありませんので、クリアレンズにオレンジ球を使用した組み合わせであれば、保安基準を満たしているといえます。

しかし、十分な光量を確保していることが条件であるため、スモークレンズなどはオススメできません。ウインカーは、周囲に意思を伝えるための大切なパーツです。自信の身を守る意味でも、安全なクルマのコンディションにしておきたいですね。

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