2010年代で、もっとも高い市販車ともっとも安い市販車は?

世界最安値の市販車とは?

タタ ナノ(初代)…約20万円〜

GenX Nano タタモーターズ

※写真はGenX Nano

もっとも安い市販車は、インドのタタ・モーターズが販売していたタタ ナノではないでしょうか。

2008年にデビューしたタタ ナノの販売価格は、なんと10万ルピー(日本円にして25万円ほど)でした。アジアでよく利用されているトゥクトゥクも同じような価格と言われていますから、屋根付きの立派な乗用車としてナノが登場した時の衝撃は、非常に大きかったと考えます。

徹底的なコストダウンは、プラスチックパーツの塗装一部省略、助手席側ドアミラー無し、4速MT仕様のみ(AT仕様無し)、ワイパーは1本、バックドア無しの4ドア、オーディオやエアコンはオプション、全輪ドラムブレーキなどがあります。

ここまで潔いと、かえって欲しくなってしまう人もいるかもしれませんね。排気量も623cccなので、日本で軽自動車として販売すればそれなりに売れたかもしれませんが、全幅が1,480mmを超えてしまうため、軽自動車登録はできなかったそうです。残念ですね。

【タタ ナノ(初代)スペック】
エンジン:623cc 直列2気筒SOHC
駆動方式:RR
トランスミッション:4速MT
最高出力:34ps(24kW)/5,500rpm
最大トルク:48Nm(5.1kg/m)/2,500rpm
ボディサイズ:全長3,100mm×全幅1,495mm×全高1,600mm
車両重量:580-600kg
車両価格:10万ルピー(発売当時の換算で約24万円:1ルピー=2.4円) 

2015年にモデルチェンジを行い、現在はGenX ナノとなり、価格も19万ルピー(約32万円:1ルピー=1.7円)と約倍に値上がりました。とはいえ、まだまだ安価であることには代わりがなく、今後も安価なクルマで勝負をかけるタタ社には注目したいところです。

このように、クルマの価格はピンからキリまであり、高いから良い、安いから良いというわけでもありません。ご自身のライフスタイルに合った価格、性能のモデルをチョイスするのが、まさにベストバイといえるでしょう。

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