ノート、ヴィッツ、アクア…2017年コンパクトカーのトップに立つのはどの車?

2017年6月までの販売ランキング

トヨタ アクア 2017

一般社団法人日本自動車販売協会連合会(以下、自販連)の統計によると、2017年1~6月の小型車販売ランキングは、以下のようになっています。

1位:日産 ノート  84,211台
2位:トヨタ アクア  64,168台
3位:ホンダ フリード 61,057台
4位:トヨタ シエンタ 54,005台
5位:トヨタ ヴィッツ 51,617台
6位:ホンダ フィット 46,171台
7位:トヨタ ルーミー 39,111台
8位:ホンダ ヴェゼル 38,278台
9位:トヨタ タンク  34,780台
10位:トヨタ パッソ  29,984台

現在、日産ノートがアタマ1つ抜けて単独トップ。7位以下は、上位からちょっと引き離されている状況です。そこで、現在6位以内に入っている車種を対象に、今後の販売を予想してみます。

期末決算前後の販売台数で比較すると?

トヨタ ヴィッツ 2017

1~6月は、厄介なことに期末決算をまたぎます。1~3月は販売台数が多く、4月以降は販売台数が落ち着く傾向にあります。この傾向を踏まえて1~3月、4~6月でランキングを集計してみます。

■2017年1~3月累計販売ランキング
1位:日産 ノート       53,355台
2位:トヨタ アクア    37,402台
3位:ホンダ フリード 34,169台
4位:トヨタ シエンタ 32,572台
5位:トヨタ ヴィッツ 26,413台
6位:ホンダ フィット 26,110台

■2017年4~6月累計販売ランキング
1位:日産 ノート       30,856台
2位:ホンダ フリード 26,890台
3位:トヨタ アクア    26,766台
4位:トヨタ ヴィッツ 25,204台
5位:トヨタ シエンタ 21,433台
6位:ホンダ フィット 20,061台

日産ノートの販売好調ぶりが伺えますが、6月の販売ランキングではトヨタ ヴィッツに僅差でトップを譲りました。2016年11月に実施のノートのマイナーチェンジ効果が薄れてきた一方、2017年1月のヴィッツのマイナーチェンジ効果がようやく数字となってあらわれています。

今後は、次期ジュークやセレナにもe-POWERシステムが搭載予定のため、ノートe-POWERの潜在ユーザーの分散が予想され、販売台数は鈍化傾向と予想できます。

一方ヴィッツは、アクアと同じハイブリッドシステムを搭載、車格、価格帯とも同じであるため、両車で顧客の争奪戦となっています。もし両車を統一ブランドとしていれば、計算上、日産 ノートを上回ります。こちらは少し残念ですね。

今後モデルチェンジが予定されている車種

2017年8月1日に、トヨタ シエンタの特別仕様車”G Cuero”が発売となります。内装材を合皮とファブリックのコンビネーションとし、ステッチをオレンジに変更といったインテリアドレスアップ仕様で、メカニズム的な変更はありません。今後の販売に大きく影響することはないでしょう。

現行型フリードも登場から1年ですので、マイナーはまだ先のようです。フィットは、Honda SENSINGが拡大採用されたマイナーチェンジを6月に実施したばかり。後半の伸びが期待できそうです。

コンパクトカークラスで年内にモデル変更・追加が予定されている車種は、日産 リーフとスズキ スイフトくらいです。もしかしたら、ダイハツ トールのスポーツ仕様の発表があるかもしれません。しかしどの車種も、販売上位ランキングに影響することはなさそうです。

2017年の販売合戦を制するのは?

日産 ノート

新車効果やマイナー効果が薄れても、ウェブでユーザーの声を紹介し、使い勝手の良さをアピールし販売促進につなげる。これが、現代の自動車販売の手法です。

また販売上位ランキングの車種も、大きなモデル変更・追加の予定はありませんから、現在、e-POWERの評価が高い日産 ノートに軍配が上がりそうです。販売台数はズバリ、16万台。2位はアクアで14.5万台、3位はフリードで14万台と予想します。

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