アメリカで人気のレクサスES…なぜ日本では発売されないのか?

レクサスESってどんな車?

レクサス ES 300h

レクサスESは、元祖レクサスともいえるモデルで、トヨタ カムリやウィンダムをベースにした中型セダンです。レクサスラインナップでは、GSと同クラスで、LSとISの間に位置しています。

現行のESは6代目にあたり、2012年4月のニューヨーク国際オートショーで発表されました。レクサスの新たなデザインアイコンである「スピンドルグリル」を採用し、スポーティ感と高級感を高次元で融合した秀逸なデザインが人気です。

先代より継承したKプラットフォームは、カムリ系からアバロン系に変更され、ボディ全長が約40mm、ホイールベースは44mm延長されました。

アメリカ人気の美しく優雅なデザイン

6代目ESのフロントには、バンパーにLEDデイタイムランニングライトを装備しており、ランニングライトとリアコンビネーションランプは、いずれもL字型モチーフを採用しています。

また、ESは低く構えた先進的なフォルムと、前部から後部までのクリーンで連続的なラインが特徴。4つのコーナーはすべてホイールアーチに向かって内側にしっかりと引き締まり、独特のプロポーションを醸し出しています。

ゆとりの室内、匠の技をふんだんに盛り込んだインテリアも大変好評で、環境負荷を軽減するために開発されたNuLuxeをシートに採用するなど、新たなインテリア素材とレクサスの高度な匠の技が融合しています。

レクサス ES 350

レクサス ES 300 h

ハイブリッドとV6エンジンの2モデル

現行ESは、北米でLEXUS Hybrid Drive搭載モデルと、3.5L V6エンジン搭載モデルをラインナップするほか、アジアマーケットに2.0L 直4モデルを用意しています。

デュアルVVT-iを装備したV6エンジン搭載の350は、6速オートマチック ECT-iによりパフォーマンスと燃費が向上。一方、300hは、2.5Lの4気筒アトキンソンサイクルエンジンが一体化したLEXUS Hybrid Driveシステムを搭載。

エンジンは、独自のパワーマネジメントシステム、12.5:1の圧縮率、蒸発物質をほぼゼロに抑えた燃料システムとベルトレスモーターによって燃費と耐久性が向上し、排気も削減されました。それにより300hは、米国環境保護庁(EPA)燃費基準を高レベルで達成(約17km/L)しています。

日本で販売されない理由は?

レクサス ES 300h

アメリカでは、大変な人気を誇るESシリーズですが、日本のレクサスブランドで販売されたことは一度もありません。その理由はさまざまにあるようですが、まず第一に日本にはすでにGSというセダンモデルがあることです。

GSはミドルサイズのFRセダンですが、ボディサイズと車格がESとほぼ同じ。また、日本ではFFの中型(といっても日本ではLサイズセダンに相当しますが)セダンはあまり人気がないのが実情です。

つまり、日本国内ではGSとマーケットが被ってしまうため、販売する際にポジショニングが難しいこと、そしてESがFF車であること、というのが日本では売りにくい理由でしょう。

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