運転中に突然の雹!どうすればいい?損害は保険で直せる?

雹で愛車が破損したら、車両保険は適用されるのか?

お金

ズバリ結論からお伝えすると、車両保険は一般タイプ、限定タイプ(盗難や台風などのアクシデントも補償対象に含む場合のみ)のどちらでも適用されます。

ただし車対車に限定した車両保険や、車両保険未加入の車両には補償されません。車両保険に加入されている方は、補償内容を見直しておきましょう。これから車両保険に加入する方は、最低限、アクシデント対応型限定タイプ以上を検討しましょう。

ただし、長年乗り続けた古い車両の場合は、保険金詐欺の問題もあり、車両保険に加入することが難しいと言われますので、そういった車両の場合は事前に下調べが必要です。

さて、雹被害で車両保険を使用した場合、事故扱いとなり、翌年の等級が1ランクダウンします。また係数適用期間が1年加算されます。

雹被害はボディ全体がボコボコになり、ガラスも破損する可能性大です。万が一、車両保険補償金額よりも修理金額が上回ったら、全損扱いとなり補償金額が満額支払われます。それほどの被害を想定すると、車両保険に入っておいても損はなさそうですね。

雹が発生するメカニズム

雹は5~10月に発生する気象現象です。夏なのに、ではなく夏だから雹が降るのです。その発生メカニズムは、次の通りです。

①地上の温気が上昇気流となり上空へ
②大気中の水分が上空の冷気で冷やされ、積乱雲発生
③積乱雲中の強烈な上昇気流により、氷の粒が上空に舞い上がったままになる
④上空に舞い上がった氷の粒が結合し、大きく重くなると落下
⑤落下中に溶けず、雹として地上落着

雹の発生過程で、細かな氷通しがぶつかり合うため静電気が発生し、雷も生成されます。また小さな雹は雨となり、集中的な豪雨ももたらします。

現代のように冷房機器で湿った暖気を多く作り出す夏は、雹が降る可能性が高まっているといえます。

雹は積乱雲で生成されるので、積乱雲に近づかないことが雹被害を避ける有効な手段です。しかし、その積乱雲がどこで発生するかわかりません。現実的には雹が降ってきたら、屋内へ避難が最善の方法といえるでしょう。

運転中に雹が降ってきたら?その対処法

駐車場

運転中に雹が降ってきたら、まずは減速して停車します。その際、できれば屋根の付いた駐車場に避難します。余裕があれば、2階以上に駐車できそうな立体パーキングを探しましょう。

避難先として不適切なのは木陰、坂を下りきった先、窪みなどです。雹が発生するということは、同時に雷と豪雨の発生も予想出来ます。落雷しやすい木の下や、冠水しそうな窪みや地下駐車場などは避けましょう。

雹で愛車が傷ついてしまったら、避難先からすぐに保険会社に連絡します。何時何分どこで雹被害に遭ったのかを伝えておけば、後ほど補償金額請求時に必要になる気象庁が発行する気象証明書を入手しやすくなります。また、保険会社と修理について相談することで、少しでも心のストレスを低減できます。

駐車中に雹が降ってきたら?その対処法

ボディカバー

駐車中の雹被害を防ぐには、屋根付きパーキングを使用することです。お出かけ先で駐車するなら立体駐車場を選びましょう。

ご自宅なら駐車場に屋根を取り付けて置きたいところですが、予算の関係もあります。そんな場合は、キャンプ用のターフで臨時屋根を作ったり、室内が暑くなるのを覚悟でボディカバーをかけるという手もあります。

ここ十数年、日本は異常気象、海外ではNew Climate(新しい天候)といわれるほど、天候が不順になっています。ドライバーも、これまでの気象データに頼らず、現在発生している天候に対応できるような心構えが必要ですね!

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