夏のガス欠に注意!JAFを呼ぶ以外に方法はある?

高速の大渋滞でガス欠…対処法は?

渋滞

もしあなたの車が渋滞でガス欠になっても、一般道なら近くにガソリンスタンドがあるかもしれません。近年、廃業店舗が増えているといわれるガソリンスタンドですが、日本全国で約32,000店舗が営業しています。
※2015年末のデータなので、これよりは減少していることが予想されます。

歩いて行ける場所にガソリンスタンドがあれば、車を安全な場所に停車させ、相談に行きましょう。場合によっては、ガソリン携行缶を貸してくれるかもしれません。

しかし、高速道路で渋滞に巻き込まれた状態でガス欠になると、大変です。ガソリンスタンドは一般には50km間隔で設置されていますが、北陸道の黒崎PA~米山SA間(81.8km)のように100km近く存在しない区域もあります。

ガソリンスタンドの設置されているSAやPAが近くになければ、エンジンストップを覚悟しなければなりません。運悪く高速道路上でガス欠になってしまったら、どうすればいいのでしょうか?

対処法1:JAFを呼ぶ

JAF

一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)によると、2014年8月9日~17日までの9日間における高速道路への出動回数は3,952件。うちガス欠は438件で、全体の11.08%を占めています。お盆の渋滞でガス欠になることは、誰にでも起こり得ることだと認識しなければいけません。

JAF未入会で救助を依頼(SA/PA外:8-20時)した場合の費用は、基本料金16,460円+燃料費(実費:10Lで1,000~1,500円程度)です。つまり、10Lの給油に約18,000円かかります。手痛い出費です。ちなみにJAF会員なら基本料金は原則無料で、燃料代の実費がかかるだけです。

ちなみにJAFへの入会は、入会金2,000円と年会費4,000円が必要です。ロングドライブが日頃多いドライバーは、保険と考えて入会しておくと安心です。

対処法2:予備のガソリンを積載しておく

ガソリン

高速道路に乗る前に燃料を満タンにするついでに、予備燃料を準備してはいかがでしょう。ガソリンは消防法に適合したガソリン携行缶に給油すれば、200Lまでは危険物取扱主任者の資格がなくても携行出来ます。

ただし、ガソリンは量が少なくても危険物。ガソリン携行缶が原因となった発火事故は、年間1,000件以上ともいわれます。取扱いには、以下、遵守すべき点があります。

◾️ガソリン携行缶への給油は、必ずガソリンスタンド店員に任せましょう

危険物取扱主任者資格不所持者がガソリン携行缶に給油することは、消防法違反です。

セルフスタンドで自分で給油することは、絶対に避けなければいけません。

◾️ガソリン携行缶の蓋は、必ず密閉しましょう

ガソリンは気化しやすく、容易に引火・爆発します。ガソリンスタンドで給油中にエンジン停止やタバコを吸わないようお願いしているのは、このためです。

自動車車内は、意外と温度が上がりやすいもの。引火しないよう、必ず蓋をしっかりと閉めましょう。

◾️実行前に必ず地元消防署に相談を

消防法で200Lまでなら資格不保持者でも携行可能と規定されているとはいえ、実際の携行に関して地元自治体の条例により、さらに詳しく規定されている場合があります。

条例により、ガソリン携行缶への給油を制限している場合も考えられます。まずは実行して良いものなのか、地元消防署に相談してみましょう。

対処法3:自動車保険(任意保険)のロードサービスに相談

ほとんどのドライバーが自賠責の他に、任意の自動車保険に加入していると思います。自動車保険は事故対応だけでなく、無料レッカーサービスやガス欠時の補給サービスなど、ロードサービスが付帯していることがあります。

車両トラブルのほとんどはガス欠、キーの閉じ込み、バッテリー上がり、パンクなどです。ガス欠になったら、契約している保険会社に相談してみるのもひとつの手です。費用は、保険会社により異なりますが、10Lまで無料という契約もあるようです。

サービス内容は保険会社により異なるものの、近隣の整備工場までのレッカー費用(保険会社により距離制限あり)、修理費用なども補償されます。

場合によっては緊急の宿泊費、ペットホテル費用なども補償してくれることもあるそうなので、ガス欠で打つ手がない場合は、加入している保険会社に相談してみましょう。

ガス欠対処法で絶対NGなこと

ガソリン

ガス欠対処法で絶対に行ってはいけないことが、車から車へガソリンを移動することです。これは非常に危険な行為であることを認識してください。

ガソリンの引火点は、マイナス40度です。常温なら、いつでも引火します。

そこに給油口からホース類を挿入すると、ホースと燃料タンク内壁が擦れてわずかな静電気が発生しただけで、引火・爆発・炎上します。自動車火災に消火活動はほぼ無意味で、鎮火を待つしかありません。こんな事故が実際に起こったら、1ヶ月はワイドショーを賑わせること、請け合いです。

また、給油口からホースを挿入しても、物理的にガソリンには届かないようになっています。給油口ギリギリまでガソリンを給油していない限り、ガソリンを車から車に移し替えることは不可能です。もちろん、物理的に可能な状態であっても、実践してはいけない行為であることを忘れないでください。

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