夏場、ルームミラーが勝手に下を向いてしまう!? その原因と対策

ルームミラーが夏場に下を向いてしまう原因・対策

ルームミラー

冒頭で述べたように、純正ミラーにかぶせて取り付けるタイプのアイテムが多数販売されています。しかし、ミラー部分の重量が増すことによって、室温が上がった場合、ミラーが”下を向いてしまう”という症状が出ることがあります。

ミラーの可動部は、ボールジョイントによって可動できるようになっており、ボールジョイントは、オス側のボールとメス側のソケットで構成されています。

室内が高温になることで、ソケット部分が熱で緩み、ミラーが出荷時よりも重みを増しているような状態だと、下を向いてしまいます。反対に冬場は、ソケット部が収縮するのでミラーの動きが硬くなります。

緩みを減らす対策としては、ボールとソケットのクリアランスを詰めることです。ミラー裏側にジョイント部を増し締めするネジが設けられている場合は、それを使って増し締めしましょう。

いずれにしても対策することで、ある程度、症状を抑えることができるでしょう。とはいえ、設計よりもミラーの重量が重くなっているわけですから、走行中の振動などにより、同様の症状が起きてしまう可能性は捨てきれません。

一番良い解決法は、後付ミラー等を外すことなのかもしれませんね。

後付ルームミラーは合法?

ルームミラーは、自車の後方確認や車内環境を把握するために有用な保安部品です。そんな保安部品に後付けでアイテムを追加、装着するということには抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。

しかし、実は車検でチェックされるミラーはサイドミラーのみ。ルームミラーが無くても車検に通ります。

トラックやバンなどルームミラーで後方視界を確保できないものも多いため、納得できますね。

とはいえ、そもそもが必要とされているパーツなので、目的もなく外すことはお勧めできません。できれば、きちんと後方確認ができる状態にセッティングしておくべきです。

大きく動きだした「ミラー事情」

レクサス LF-FC

2016年6月より、国土交通省は道路運送車両法が定める自動車の保安基準を改定して「乗用車やバス、トラックに備わるすべてのミラーをカメラとモニターで代用することを認める」ことになりました。

実際、テスラモータースのCEO、イーロン・マスク氏はミラーレス化を早くから提唱しており、インフォメーションのみならず「空力の向上」からくる環境性能・動力性能の向上も指摘しているほどです。
 
とはいえ、今年(2017年)発売されたレクサスLCは、ミラーレス第1号になると噂されていましたが、結局はサイドミラーが装備されたスタイルでリリースされました。このように、いきなりミラーレス化はリスクが大きいのかもしれません。
 
もちろんルームミラーに関しても、モニター化されていく可能性もあります。そうなるとミラーが下を向く、なんて症状に悩むこともなくなるのではないでしょうか。

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