マツダ CX-3にガソリンエンジン仕様を追加!低燃費が求められる今、なぜ?

CX-3にガソリンエンジン仕様が追加

マツダ CX-3 2017

コンパクトSUVモデル、そしてなにより乗用車として唯一のディーゼル専用車種としていたマツダ CX-3がマイナーチェンジにともない、2.0Lガソリンエンジン仕様を追加します。

搭載される「SKYACTIV-G 2.0」は、CX-5と同じ2.0L 直列4気筒エンジン(自然吸気)ですが、スペックは最高出力109kW(148ps)、最大トルク192Nm(19.6kgm)と変わっています。それに6速ATが組み合わされることになります。

気になる環境性能は、平成30年排ガス基準の75%低減を達成。

市街地モード(WLTC-L)、郊外モード(WLTC-M)、高速道路モード(WLTC-H)と3つの走行モードで構成された国際的な試験方法である「WLTCモード」での認可をいち早く取得したのも大きな話題となっています。

WLTCモードは、JC08モードに比べ、実際の使用実態を意識した測定方式で、2018年内に日本でも導入される予定の国際的な燃費基準です。

ちなみにCX-3 SKYACTIVE-G2.0搭載車(2WD)の燃費は、
・JC08モード燃費 17.0km/L
・WLTCモード燃費 16.0km/L(内訳:市街地:12.2km/L、郊外:16.8km/L、高速道路:18.0km/L)

となっており、JC08モードよりWLTCモードのほうがシビアな数値になっています。

なぜガソリンエンジン仕様を追加したのか?

今回、CX-3に追加された2.0Lガソリンエンジン仕様は、

・20S…2,106,000円~
・20S Noble Brown…2,570,400円~
・20S PROACTIVE…2,284,200円~
・20S L Package…2,538,000円~

4グレードとなります。クリーンディーゼル SKYACTIVE-D搭載のXDが、2,408,400円~という価格設定であることを考えると、廉価グレードとしての位置づけということになりますね。

スタイリッシュな魅力を持つCX-3を多くの人に楽しんでもらいたい、というのがマツダサイドの狙いと考えます。

出力、環境性能ともに両立された魅力を持つクリーンディーゼル仕様が、マツダのオススメであることは変わらないと思いますが、保守的なユーザーにとってディーゼルは「振動が大きい」などというネガティブな印象があるかもしれません。

そうした方にとってスムースな特性を持つガソリンエンジンは、抵抗なく受け入れられるのではないでしょうか。

安全技術も刷新されたCX-3

マツダ CX-3 2017

また近年のクルマの進化で最も目覚ましいのが、エマージェンシーブレーキをはじめとした安全技術でしょう。今回のマイナーチェンジにともない、CX-3全グレードには先進の安全技術が奢られています。

先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を全車で標準装備するのは、2017年4月に発表したデミオに続く第2弾となります。さらに、経済産業省や国土交通省などが推奨する自動車安全コンセプトである「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の最高ランク「ワイド」に該当しています。

『CX-3』一部改良モデルに採用されている、9つの先進安全技術は以下のとおりです。

① アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)【全車】
② AT誤発進抑制制御[前進時]【AT車全車】
③ 車線逸脱警報システム(LDWS)【全車】
④ 先進ライト
「20S」、「XD」:ハイビーム・コントロール・システム(HBC)
「20S」、「XD」を除いた全車:アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
⑤ スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)【全車】
⑥ AT誤発進抑制制御[後退時]【AT車全車】
⑦ ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)【全車】
⑧ リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)【全車】
⑨ リアパーキングセンサー(センター/コーナー)【全車】

このように、より高い安全性能、そしてユーザーにとっての選択肢も増えたCX-3。実質エントリーグレードとなる2.0Lガソリン仕様、今後ユーザーや市場での評価が気になるところですね。

CX-3 画像ギャラリー

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