バブルを生き抜いた名車、シルビアと180SXの違いは?

シルビアと180SXの違い

シルビアの水平に流れるようなボディシルエットは、エレガントさとスポーティさを兼ね備えたものです。

ロングデッキショートテールのスタイルは、最終型が販売されすでに15年以上が経過しているにも関わらず、全く廃れることのないデザインとなっています。街乗りはもちろん、サーキット走行でも映えるデザインで、どんな使用用途でも柔軟に対応できるでしょう。

インテリアについては、センターにタコメーターが配置され、スポーティな雰囲気が残されています。

180SXのエクステリアに関してはシルビアと比べ、やや角ばった印象となります。また、ヘッドライトのリトクタブルエッドライトは、シルビアよりも高級感を感じさせます。

インテリアはシンプルで、シートのヘッドレストがやや大きめです。また、シルビアよりも後部座席の幅がやや広く、シートを倒せば積載性にも優れています。

シルビアのフルモデルチェンジ後…

日産 シルビア S14

1993年、プラットフォームはS13型のものを流用しながらも、ボディサイズを拡大するフルモデルチェンジによってシルビアはS14型へ。しかしその後も180SXはモデルチェンジすることなく、S13型のまま販売が続けられます。

180SXが販売されたのは、1989年から1998年までの9年間。その間にマイナーチェンジ、フルモデルチェンジすることなく生産終了となりました。

「シルエイティ」や「ワンビア」も登場!

日産 シルビア S13

※写真はシルビア S13

シルビアと180SXはパーツの互換性が高く、流用が簡単に行えることが特徴でした。それに目を付けたチューナーが「シルエイティ」と呼ばれる顔面スワップ車を生み出します。

これは、フロントヘビーとなる180SXのリトラクタブルヘッドライトを取り払うことにより、フロント軽量化を行うことが出来る他、構造が複雑なリトラクタブルヘッドライトの修理代を節約する等のメリットがありました。

1993年にS14型に進化したシルビアですが、3ナンバーサイズとなったことで販売は伸び悩むことになりました。その一方でS13型を懐かしむユーザーが、次善の選択肢としてモデルチェンジされなかった180SXを購入し、シルエイティに改造したのです。

このシルエイティは、漫画「頭文字D」で、佐藤真子とそのナビゲーター沙雪が乗車する車両として登場しています。

似ている車両を活かしたシルビアと180SX。その後1998年、180SXはシルビアと統合される形で生産終了。さらに2002年には平成12年排ガス規制の影響を受け、シルビアも生産終了を迎えることとなりました。

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