線路を走る車「軌陸車」はどうやって走っているの?

線路上を走るクルマ「軌陸車」とは

軌陸車 三輪ダンプ

日々私達の生活を支えている交通インフラの一つが鉄道です。ことさら、首都圏や近畿圏を走る鉄道は、時間が非常にタイトでありながら、ダイヤにおける時間の誤差が極めて少ないことで世界的に評価されています。

いわば日本の誇りともいえる鉄道ですが、そのウラには、保守管理に注力しているからこそ、こうしたシビアかつタイトな運用が可能になっているわけです。

そんな日本の鉄道の保守管理にひと役買っているクルマが「軌陸車」です。

軌陸車は小型トラックがベースになっており、作業員が乗りこみ、線路の保守管理、また視察などを行う重要な役目を担っています。特筆すべきは、公道・線路上の両方走行が可能なところ。

線路の保守管理、メンテナンスは、当然終電終了後から始発進行前の時間帯に行いますから、タイトな仕事が要求されます。その際、公道を走行できる軌陸車は、作業予定現場の踏切付近で待機することが可能であり、終電通過後、踏切から線路に入り、現場に直行するという機動力で非常に重用されています。

さて、この機動力のある軌陸車ですが、通常のトラックがベースになっています。しかしトラックそのままでは、線路を走行することはできませんよね。どういう構造になっているのでしょうか。

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