なぜルームミラーを超斜めにするの?

パターン1:運転席側 ↑ 助手席側 ↓

無題

筆者も行っていたこのパターンは、助手席側後方下端をルームミラーに映す効果があります。少しでも視界を広げる工夫です。

助手席側サイドミラーでも確認できますが、ドライバーから遠いため少々見づらい。そこで、より近い場所にあるルームミラーを利用して、助手席側後方を確認する際、ルームミラーの角度が斜めになるというわけです。

その代償として、当然ですが運転席側後方視界でルームミラーに映らない部分が出てきます。運転席側サイドミラーには、角度の問題で映らず、確認できないこともありました。このミラーの死角を補うため、筆者は広角のワイドミラーに取り換えていました。

後方確認の方法は、他に後方確認用CCDカメラを取り付けるなどの方法もありますが、ミラーを超斜めにする方法なら、コストも掛からず簡単なので、多くのドライバーが採用しているのでしょうね。

パターン2:運転席側 ↓ 助手席側 ↑

無題

この場合、運転者にはメリットが少ないですね。ルームミラーの運転席側には自分の姿が映り、助手席側には天井トリムが映り込みます。

この角度を好んで行うのうは女性のようです。お化粧用のミラーにしたり、セルフィー用にしたり。サンバイザー内蔵のバニティミラーでは、どうやらご満足いただけないようです。

決して運転に適した角度ではないので、くれぐれも運転中にこの角度にはしないようにしてもらいましょう。

パターン3:ルームミラー下端が奥、上端が前

ルームミラー

このパターンではルームミラーは下向きになり、普通のドライビングポジションでこの角度にするには、運転者がかなり小柄である必要があります。

試しにマツダ CX-5で検証してみると、座高はおよそ70cm前後の方に向いているようです。ちなみに座高65cmなら、平成20年度の総務省の統計によると6歳児の平均座高です。平均身長は115cmなので、成人でこの角度にルームミラーを調節するには、かなりシートバックを倒す必要がありますね。

そんな状態で自動車を運転できるのかというと、シートバックに背中をあずけてしまうとステアリングに手が届きません。仮に届いても、前方視界はメーターフードより上にはなりません。事実上、運転は無理。筆者には、運転中のこの角度の用途が思いつきません。

車内でシートを倒してリラックスタイムにのみ、この角度に調節するようにしましょう。

座高65cmの視界 画像

無題

パターン4:ルームミラー下端が前、上端が奥

このパターンでは、ルームミラーは上向きになります。移りこむのは天井だけです。運転に不向きなのは言うまでもありません。そもそも後方を確認できない角度です。

この角度の用途は、芸人さんやYoutuberさんのネタボケくらいしか思いつきません。

ルームミラーは正しい角度で使いましょう

ルームミラーを超斜めにするやり方として、4パターンを検証してみました。運転に耐えるのは運転席側が上、助手席側が下のパターンのみと言って良いでしょう。

しかしこのパターンでも、後方視界を万全にすることはできません。ルームミラーの形状、大きさ、角度は、適切なドライビングポジションで安全に運転するために考え出されたものです。

安全運転の範囲内でのカスタマイズを楽しみましょう。

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