ボンネットが熱いうちにボディカバーを被せても大丈夫?

走行後すぐにボディカバーをかぶせるのはどうなのか?

ボディカバー

屋内駐車場に愛車を停められる方は、その対価が発生するにせよ幸運だと思います。クルマを屋外で保管する場合、紫外線や風雨、地域によっては降雪によるダメージを覚悟しなければなりません。

そこで使用を検討するのが、ボディカバーです。昔は駐車場に停まっているほとんどのクルマが、このカバーをかけていましたよね。猫が気持ちよさそうカバーの上で寝ていたり、風でめくれている光景など、なんだか懐かしい思いを抱いてしまうのは、ある程度年齢のいった方かもしれませんね。

このボディカバーは、汚れや紫外線からのダメージを緩和する効果は間違いなくあります。ただし、使用の際には注意すべきポイントもあるようです。

まず走行後熱くなったボンネットに被せても大丈夫なのか?ということですが、これはボディカバーを製造しているメーカーのサイトを見ても、推奨はしていません。場合によっては「火災の原因にもなりますので、エンジンが冷めてからカバーはおかけ下さい」と注意喚起をしているメーカーもあります。

もちろん、ボディカバーはある程度の耐熱素材を使用しているものが多いのですが、粗悪な製品は、薄手のビニール素材だったりすることもあります。

走行直後のボンネットは、エンジンの熱によって非常に温度が高くなっていますから、そこにすぐカバーをかけるというのは塗装を痛めるどころか、カバー自体が熱で痛み、最悪火災の原因にも…なんてことが全くないわけではないようです。

ボディカバーにまつわるメリット・デメリット

最近、ボディカバーを使用するクルマが減ってきています。要因のひとつに、塗装技術の飛躍的な向上、ということが挙げられます。

何層にもコーティングされた塗装に加え、コーティング剤でさらに艶出し保護をしているクルマも多いことでしょう。ケミカルグッズの性能向上も、この傾向に拍車をかけたのは間違いありませんね。

そして、昔から言われているボディカバーのデメリットというものも指摘されています。ある程度の保護効果は確実に期待できるボディカバーですが、長期間被せておくと、風でボディとカバーが擦れます。

簡単にいえば、細目の紙やすりでボディを日々擦る…ということになり、かえって塗装が痛んでしまうのです。そういった問題のために、裏側が起毛素材になったボディカバーも販売されています。

もちろん塗装技術の進化同様、ボディカバーの素材も向上していますので、こうした二次被害めいたものは減少しています。ただし、やはり大きなボディカバーをかぶせること自体が面倒ですし、ボンネットの温度が冷めるのを待たなければならないのは、正直めんどくさい。というのは、ユーザーの本音でしょう。

駆逐されつつあるボディカバー

ボディカバー

誤解のないようにいえば、2017年現在、ボディカバーはかなり良いものが登場しています。ただし、かさばったり前述のように煩雑さもあるのが事実。月極駐車場であれば、外したカバーをどう保管するかという問題にも直面しますし、駐車中のボディカバーへのイタズラも気になります。

となると、カバーをかけるよりショップで定期的にコーティング施工をしてもらったほうが、ある程度の出費はあるものの、確実なんですね。

純正塗装の品質向上とコーティング技術の普及で、ボディカバーは徐々に駆逐されてきているのかもしれません。

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