いまやとっても希少!フェラーリ ディーノ206GTってどんな車?スペックや中古相場

フェラーリ ディーノ246GT

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かつてフェラーリが販売していたディーノ206GTをご存知ですか?現代ではほとんど見る機会のない車ですが、名車として人気の高いモデルです。ただし、希少車ということもあり簡単に手に入る車ではありません。
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ディーノ206GTとはどんな車?
ディーノ206GTのスペックは?
ディーノ206GTの中古価格は?

ディーノ206GTとはどんな車?

※写真はディーノ246GT

フェラーリのディーノ206GTは、1967年に登場したフェラーリ初のミッドシップ2シーターモデルです。ディーノという車名は、搭載されているV6エンジンを考案したエンツォ・フェラーリの息子アルフレード・フェラーリのニックネーム(アルフレディーノ)からきていると言われています。

クラシックカーらしいロングノーズ、ショートデッキスタイルは、旧車ファンにはたまらない1台ではないでしょうか?

ボディサイズは、全長4,150mm×全幅1,700mm×全高1,115mm。現代の水準からみればかなり柄なので、実用面を考えれば、取り回しやすい大きさと言えます。

乗車定員は2名で、1969年までの2年間だけ生産された正真正銘の希少車です。街中で見かけることはほとんどないでしょう。

【動画】フェラーリ ディーノ206GT

ディーノ206GTのスペックは?

その出自をレーシングエンジンに持つディーノ206GTのパワーユニットは、90度V型6気筒。現代ではほとんど見られることのない1,987ccという小排気量で実現しています。最高出力は185ps/8,000rpm、駆動方式はMRです。トランスミッションは5速MTが組み合わされています。

ディーノ206GTは、フェラーリがF2レースに出場するにあたり企画されたものでした。そのF2レースに使用できるエンジンは、生産車をベースとして連続した12ヶ月に500台以上生産されたユニットという規定がありました。

しかし、当時はそれほど大規模にエンジンを生産する設備を持たなかったフェラーリは、同じイタリアのフィアットに生産を依頼。同時に、フィアットからも同型エンジンを搭載したモデルが発売されました。

206GTのボディは、オールアルミ製ですが、後の246GTではスチール製に置き換えられています。その生産台数は約150台。現在ではとても希少な車になっているのです。

実際の市販車は160ps程度で、状態の良い車であっても200km/hには届かないと言われていますが、日本で乗るには十分ですね。

ディーノ206GTの中古価格は?

ディーノ206GTは非常にレアなクルマとご紹介しましたが、日本ではほとんど出回っていません。より実用的に改良されたディーノ246が圧倒的に中古市場を占めています。こ

ネットで世界中の売買をチェックしてみると、206GTの相場は日本円で5,000万〜8,000万円といったところ。直近の有名オークションでは、シルバーの206GTが約6,000万円で落札されています。

もし、購入できる予算があるのであれば、マイガレージに飾っておきたい、そんな魅力的なプロポーションを持ったモデルと言えるでしょう。




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