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1990年以降に愛称で呼ばれたクルマ

1990年代以降、自動車を愛称で呼ぶことは少なくなりました。従来から使用されている「セブン」「ランクル」、新規車では「サル!サル!サルー!」の初代日産 アベニール・サリュー、12代目トヨタ クラウンの「ゼロクラウン」程度です。

代わりに8代目スカイラインから見られる、型式を愛称として用いる現象がスポーツモデルを中心に出現します。

歴代マツダ RX-7を初代からSA、FC、FDと呼んだり、日産 スカイラインなら9代目を「R33」、10代目を「R34」と呼ぶことが通例です。これはGT-Rの存在が関係しているようで、型式でどの世代のモデルか分かる仕組みです。

ホンダ シビックはタイプRが設定される6代目モデルから型式で呼ぶ傾向が強く、愛称の「ミラクル」よりは「EK型」の方が通りが良いようです。

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なぜ自動車の愛称は廃れたのか?

4代目クラウン

自動車の愛称を年代ごとに区切ってみると、1980年代までが全盛期で1990年代以降はぱったりとなくなることがわかります。これは経済状況が大いに関係していると思われます。

1990年までは好景気で新車が売れた時代、1990年以降は不景気で新車が売れない時代です。特に1970~1980年代は自動車の普及期でもあったため、自動車購入は消費者の一大関心事でした。

商品に関心があるからこそ愛称で呼ぶのです。この文化は現代では一部のスポーツカー好きに、型式で呼ぶことで受け継がれています。

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