クジラ、だるま、てんとう虫にブルドック…これ全部わかりますか?

自動車の愛称の由来は?

かつて日本では、自動車を愛称で呼んでいた時代がありました。その由来は主に4つに大別されます。

・メーカー謹製の愛称
・キャッチコピーやCM
・自動車のデザインやキャラクターからユーザーが命名
・商品名の省略

今回は、広く消費者に浸透した愛称で呼ばれたクルマをご紹介します。

1970年代以前に愛称で呼ばれたクルマ

1970年代までの車種で愛称で呼ばれたクルマは、軽自動車、スポーツカーから上級セダン、SUVまで非常に幅広いジャンルで、数多く存在しました。

スバル 360の「てんとう虫」、トヨタ スポーツ800の「ヨタハチ」、初代トヨタ セリカの「ダルマ(セリカ)」、初代マツダ サバンナRX-7の「セブン」、4代目トヨタ クラウンの「クジラ(クラウン)」、1964年より販売されている初代三菱 デボネアは「シーラカンス」と呼ばれ、初代トヨタ ランドクルーザーの「ランクル」は今も使用されています。

愛称の宝庫とも言える日産 スカイラインでは、3代目が「ハコスカ」、4代目が「ケンメリ」、5代目が「ジャパン」でした。

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1980年代に愛称で呼ばれたクルマ

1980年代でも軽自動車、スポーツカーから上級セダンまで幅広いジャンルで、愛称で一般的に通じるクルマが多い時代でした。

スズキ マイティボーイの「マー坊」、初代ホンダ シティターボIIの「ブルドッグ」、4代目AE86型トヨタ カローラレビン/スプリンタートレノの「ハチロク」、4代目トヨタ セリカの「流面形(セリカ)」、ユーノス ロードスターの「ユーノス」などです。

愛称の極め付けは「白いマークII」。これだけで「X70型5代目トヨタ マークII TWINCAM24 GRANDE 4速AT、ボディカラーはスーパーホワイトII」とまで意味するほどでした。

日産 スカイラインでは6代目が「ニューマン」、RS後期モデルが「鉄仮面」、7代目が「セブンス」と呼ばれました。8代目はCMの「超感覚」ではなく、型式の「R32」が一般的な愛称となります。

1983年に発表された、7代目トヨタ クラウンのCMで初めて使用された「いつかはクラウン」は愛称ではありませんが、クラウン購入動機や出世を目指す合言葉的に使用されていました。

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