AT車のシフトにある2、1速レンジ…最近見かけなくなってきたのはなぜ?

多段化が進むAT事情も理由か?

パドルシフト GT-R

2017年現在、CVTに対抗する勢力が存在します。それはDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)です。欧州車に多く、MTのクラッチ操作を機械にやってもらう、2ペダルMTといったほうがわかりやすいかもしれませんね。

DCTは、MTとATの良いところどりともいえる機構で、ドライバーはクラッチ操作が必要もなく、多段MTをオートでもマニュアルでも操作できるという優れモノといえます。

また、既存のトルコンATも現在では5速はあたりまえで、8速や10速といったものも存在します。となると2速を設けた場合、坂道でエンジンブレーキを使うために2速を選択すると、強いエンジンブレーキが発生するばかりか、トップからギア比が離れすぎているために、2速にシフトダウンが行われないことも起こりえます。

そんな理由もあって、走行状況に応じてドライバーがギアを選択できるように、パドルシフトやシフトボタンが装備されるようになったのではないでしょうか。

こうした進化が、シフトゲートから「2」や「1」を消滅させたと考えることもできるでしょうね。とはいえ、これは歓迎すべき進化の証なのです。

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