昔の車に多く見られるサイドモール、これはなんのため?

サイドモールの進化形!? シトロエンの“AIRBUMP”

シトロエン C4 カクタス (2016)

サイドモールは、クルマの造形を邪魔する、デザイン的に野暮ったいものという認識があるかもしれません。しかし、発想の転換によって、機能を向上させ、なおかつ個性あるスタイルに組み込んでしまったメーカーがありました。それがフランスのシトロエンです。

2016年に日本でも販売したシトロエン C4カクタスは、なかなか衝撃的なモデルです。

ファニーなデザインのSUVなのですが、車体の前後左右にAIRBUMP(エアーバンプ)と呼ばれるポリウレタン製のプロテクションパネルを装備しています。

時速4kmまでの軽い衝撃からボディを保護するAIRBUMPは、装着するとツートンカラー的なテイストにもなるほど、デザインの一部として主張が激しいものとなっているのですが、シトロエンは、見事にスタイルと実用性を両立させたものにまとめています。

これは新型シトロエン C3にも採用されており、今後シトロエンの代名詞となる可能性もあるでしょうね。若干、好悪わかれるようですが、古くから独自性と先進性を打ち出してきたシトロエンらしい装備ともいえるものですね。

2017年現在、あまり目にしなくなってきたサイドモールですが、こうした新たな解釈と技術により採用するケースも出てくるかもしれません。ターボチャージャーのように、時代によってその役割と評価が大きく変わってくるケースもあるわけですから。

クルマづくりというのは多様な要素が詰まったものであり、じつに奥深いものですね。

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