【北米モデル】スバル アセントを国内で購入できるのか?調べてみました

スバル アセント 2017

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今回は、北米市場専用モデルであるスバル アセントついて紹介します。
スバルがニューヨークオートショー2017でコンセプトモデルが発表されたアセントは、当時大きな話題となりました。トヨタのランドクルーザーとほぼ同じボディサイズの大型SUVとなるこのモデルは、その翌年に2018年にアメリカで発売されましたが、現在日本で購入することはできるのでしょうか?
Chapter
そもそもスバル アセントはどんなクルマなのか?
人気の高いスバル アセントを日本でも購入したいが…
スバル アセントの日本導入がないなら他に入手の方法はないのか…?
スバル アセントは中古車でなら買えるのか?

そもそもスバル アセントはどんなクルマなのか?

スバルの市販車ラインアップ中で最大のモデルであるアセント。エクステリアは押しの強いフロントマスクと全長4,998mm×全幅1,930mm×全高1,819mmという大型ボディーで迫力満点です。現在スバルでは唯一となる3列シートを備え、7人乗りと8人乗りの2つの仕様が用意されており、ユーティリティも高そうな印象を受けます。

エンジンは新開発の2.4L水平対向4気筒直噴ターボを採用、最高出力263PS/5,600rpm、最大トルク38.3kgm/2,000~4,800rpmを発揮し、小排気量ながら3.5L並みのスムーズな加速性能と、高い燃費性能を両立しています。
そしてスバル独自の4輪駆動システム、シンメトリカルAWDと滑りやすい路面でエンジン、トランスミッション、ブレーキ等を最適に統合制御する「X-MODE」を組み合わせたことで、高い悪路走破性誇ります。

また、スバル新世代プラットホーム「スバルグローバルプラットフォーム」を採用し、高いボディー剛性を実現。これにより振動騒音を抑えると共に、良質な乗り心地となっていて、快適な移動空間に仕上がっています。

さらにこのプラットホームは衝突安全性を高めるのにも寄与しており、加えて運転支援システムであるアイサイトが全グレードに標準装備されていて、安全性が高いモデルです。

人気の高いスバル アセントを日本でも購入したいが…

アセントと同サイズで3列シートを有するSUVモデルとしては、トヨタ ランドクルーザーやレクサス LXが日本国内で販売されているので、マーケットはあるはずですが、スバルは日本導入に対してやや消極的なスタンスのようです。

実際、スバルのディーラーに「アセントの日本発売はあるのでしょうか?」と質問してみましたが、「メーカーとしては、現状では日本導入の予定はない」との回答。ただ、SUVモデルの人気が高まっている昨今、ミニバンからの乗り換えたい、というニーズも多く、7人乗り、つまり3列シートを持つアセントのようなSUVを待望する声も少なくないのも事実。
ディーラーとしても、国内ラインナップに加えることを歓迎したい気持ちがあるはず。営業という観点からも、ユーザーニーズに応える、幅広いラインアップのため…といった思いがありそうです。

とはいえ、こればかりはいちディーラーでどうにかなる事柄ではないので、スバル本社の判断が必要なところ。現在は、そういったことを踏まえて、日本導入に関してのマーケティングが行われているのではないでしょうか。

スバル アセントの日本導入がないなら他に入手の方法はないのか…?

近年では、海外での販売が成功したモデルを日本市場に持ち込む「逆輸入」のケースが散見されます。

その良い例といえるのが、2015年式のホンダ シビックタイプRです。日本では750台限定で販売され、商談も抽選という異例とも言える状況で、即完売となった人気モデルです。このタイプRはイギリスで生産され、現地では既に販売されていたモデルでした。
 
つまり、イギリスでは普通に購入することが出来たため、並行輸入車として日本に持ち込み登録するという手段も当然あるわけです。この並行輸入車であれば日本で販売されていないモデルでも購入することは可能です。逆にいえば、日本導入のないモデルであれば他に術がない、とも言えるわけですが…。

スバル アセントは中古車でなら買えるのか?

では海外から自分で買い付けるのではなく、過去に逆輸入されてきたアセントを中古車市場で探すという方向性を考えてみましょう。

アセントの販売が開始されてから約2年となる現在では、中古市場にわずかではありますが、アセントを確認することができました。大手中古車情報サイトによると、現在確認できる台数は3台、最低価格は588万円、最高価格は628万円となっています(2020年8月6日時点)

アメリカでの新車価格は3万1995ドル、日本円にすると344万円ほどなので、決して安いわけではありません。ただ、アセントは国内でも手に入れるチャンスが少ないので、気になる方はぜひ中古車市場も視野に入れて検討してみてください。
同じボディサイズの3列シートSUVが日本市場で販売しているのを考えると、ある程度のニーズが予想されるアセントですが、未だ日本国内への導入は未定です。

輸入車ならではの問題点などはありますが、日本でなかなか買えないモデルを国内で乗るというのは、ある種の優越感があるかもしれません。もし逆輸入をして購入するハードルが高いと感じる方には、中古車市場で比較的新しいモデルを購入するのもアリでしょう。
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