走りを楽しみたい!車に必要な条件5選

日産 GT-R

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暖かい季節になってくると、どこかドライブに行きたくなるものです。自由気ままにクルマとの対話を楽しむのもいいですね。今回は利便性はさておき、ドライビングプレジャーに必要な条件を考えてみましょう。
Chapter
走って楽しい、と感じる条件とは…
車に必要な条件①〜③
車に必要な条件④⑤

走って楽しい、と感じる条件とは…

一人気ままにワインディングや遠い場所までドライブ、というのは本当に楽しいものです。クルマには様々な要素がありますが、走って楽しい…と感じさせてくれる条件はいくつかあろうと思います。

もちろん、お気に入りのクルマであればどこに行っても楽しいものですが、感覚的、直観的に「走りたい」と感じさせてくれるポイントこそが重要ではないかと思うのです。

そんな条件・ポイントを考えてみましょう。

車に必要な条件①〜③

① 必要十分なパワーユニット

クルマには当然重量があり、車種により様々です。軽いクルマだと500kg台から、重いクルマだと2.0t超え、となるでしょう。こうした重量に対して、必要十分もしくはそれ以上のパワーがなければ、いざという時にドライバーが想像するような加速ができません。

過剰なパワーは正直持て余してしまうので、そこまで必要ではないですが、最低限の余裕をもったパワーは当然欲しいところです。

排気量が小さくともターボ、スーパーチャージャーといった過給機があれば十分なパワー、トルクが得られるでしょう。ただし、自然吸気エンジンのスムースさ、高回転域までの伸びの良さ、というのも感覚的な愉しさに繋がりますから、これはドライバーの好みといえるかもしれませんね。

② 確実に止まるブレーキ

かのポルシェはブレーキの開発に多大な時間とコストを投入しています。同じモデルでもエンジンを強化すればブレーキユニットを見直します。ご周知の通り、速いクルマには強力なブレーキが絶対に必要なのです。

どんなパワーユニットを搭載していようと、ブレーキが利かなければその性能を引き出す事はできません。一方、ブレーキのフィーリングの良いクルマというのは「安心して乗れる」と感覚的に判断できます。ブレーキはドライビングプレジャーに欠かせない大切な要素なのです。

サーキットでタイムを上げる…という事にチャレンジした場合、ついエンジンパワーを上げる事を考えがちですが、ブレーキ性能を向上させる事でタイムが上がる事は多いのです。

これは減速させる距離と時間が短くなるわけですから、当然のこと。また公道で走る際にもブレーキ性能が高いというのは安全性の担保、という事になりますから、ブレーキ性能の向上というのは非常に重要といえますね。

③ グリップするタイヤ、しなやかな足回り

ブレーキに加えて大切なのは「タイヤ」です。各種レースをみていただければわかる通り、タイヤ性能でラップタイムは大きく変わってきます。

昨今のクルマに標準装備されているタイヤはエコタイヤのケースが多く、グリップ力よりも転がり抵抗の少ない燃費を稼げる、固いタイヤが装着されています。

どんなクルマ、それこそミニバンであっても、スポーツラジアルなどグリップ力のあるタイヤに履き替えるだけで、すべての運動性能がアップします。いうなれば、革靴から運動靴に履き替えたような感覚が得られるでしょう。

また、純正サスからスポーツサスに変更し、車高も少しだけ下げるとロール量も減り、より乗り味がしなやかになると感じられるはずです。

少々コストのかかるところですが、タイヤ、サスのカスタマイズはお勧めです。もちろん、タイヤだけでも実感できる効果がありますから、一度試してみましょう。(ハイグリップになればなるほど燃費は落ちますのでご注意)

車に必要な条件④⑤

④ ライトウェイト…軽量な車体

衝突安全基準が厳しくなったことから、2000年代、クルマの車重は増える傾向が続きました。しかしここ数年、新素材やフレーム加工技術などが大きく進化し、軽量なボディをもつクルマが増えてきました。

主な理由は燃費・環境性能の向上のためですが、車体の軽量化は運動性能すべての面でプラスに働く要素なのです。

1.0tを切るクルマであれば、100馬力ほどのそこそこの出力でも十分軽快な走りを楽しむ事ができますし、ライトウェイトスポーツの要素があるといえるでしょう。

是非一度、ご自身のクルマのパワーウェイトレシオ(車重÷馬力)を算出してみる事をお勧めします。思わぬスポーツ性が隠されているかもしれませんよ。

⑤ 愉しめるトランスミッション

軽自動車の非力なエンジンのバンやトラックであっても、5MTが搭載されていると軽いボディもあいまって、なんだか運転が楽しくなってしまう、そんな経験ある方も多いのではないでしょうか。

MTでなくATでも、パドルシフトなどドライバーが「任意で」操作できる仕様であれば、これを積極的に使用する事で、MTさながらのスポーツ走行も可能なケースもあります。

やはり自分の意志で能動的に操作できる、というのはクルマとの一体感を感じさせる要素であり、トランスミッションの担う役割は大きいといえるでしょうね。

暖かい季節になると、ドライブでいろいろなところに行きたくなりますよね。どうか安全運転で、クルマとの対話を楽しみましょう。
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