スバルの新型SUV、アセントには先代モデルがあった!

スバル アセント

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2017年ニューヨーク国際オートショーにて、スバルの新型SUVモデルとなるASCENT(アセント)が発表されました。どうやらアセントには、その前身となるモデルもあったようです。今回は、アセントの位置づけと、かつて海外で販売されていたSUV、トライベッカについて紹介します。
Chapter
新型SUV、アセントとは?
アセントの前身?トライベッカとは?
人気はいまひとつだったトライベッカ

新型SUV、アセントとは?

スバルの新しいSUV、アセントSUVコンセプトは、3列シート7人乗りを備える大型ビークルです。

どうやらこれが、2016年のロサンゼルスモーターショーで発表された、ヴィジヴ-7 SUVコンセプトの市販モデルということになるようです。

ボディサイズは、全長5,050×全幅1,990×全幅1,840mm、ホイールベース2,970mmで、ヴィジヴ-7 SUVコンセプトの全長5,200mmに比べるとひと回り小さいサイズです。

市販化となると、このくらいのサイジングのほうが扱いやすいという判断なのでしょう。それでも十分に大きく、トヨタ ランドクルーザーと比較しても見劣りしないボディサイズなのです。

心臓部には、直噴の2.4L 水平対向ターボエンジンを搭載すると言われています。SUVが大流行中の現在、ワゴン的に使えるSUVとして触手が動く方もいるかと思いますが、2017年4月現在、日本への導入予定はないようです。

さて、そんなアセントには、実質の先代モデルがあるようです。どんなモデルでしょうか?


新型アセント 画像ギャラリー

アセントの前身?トライベッカとは?

かつてスバルには、アセントのような3列シートを備えたSUVモデルがあったのはご存知ですか?2005年から2014年まで販売されていたトライベッカです。

日本への正式導入がなかったため、ほとんどの方にとっては馴染みがないモデルでしょう。アセントと名前が付けられる前は、新型トライベッカとも噂されていたことからもわかるように、実質的な後継モデルにあたります。

かつてのトライベッカには、3列シートのほか、2列5人乗りのモデルもありましたが、アセントには用意されるのでしょうか。

レガシィのプラットフォームを流用したボディは、アセントよりも若干小さいサイズ。エンジンは水平対向6気筒で、排気量は前期型が3.0L、後期型が3.6Lでした。

人気はいまひとつだったトライベッカ

トライベッカの前期型は、スバルのトレンドだった「スプレッドウィンググリル」を採用していました。R2やインプレッサにも採用されたデザインですが、万人には受け入られず、2007年のマイナーチェンジでは、レガシィ アウトバックに準じたデザインに変更されました。

それでも販売数が伸びず苦戦を強いられることとなります。また後部座席の狭さが顕著で、パッケージングの甘さも目立っていたのが、不人気の原因でしょうか。

今回発表されたアセントは、それらのマイナスイメージを払拭することができるのでしょうか。

車名を刷新してきたことからも、スバルとしては完全なニューモデルという扱いなかのかもしれません。日本でも人気のSUVなので、場合によっては日本導入の見込みがあるかもしれませんね。

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