ランクルより大きい!? スバルのSUV「アセント」とはどんな車?

スバル アセント

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現在、北米市場で絶好調なSUBARU。そんなスバルが北米市場向けにSUVモデルを投入しましたが、これがなんとランクル級の大型SUVだったのです!一体どんなモデルになっているのでしょうか。
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好調スバルが投入する次の一手「アセント」
スバル アセントの方向性とは!?
大型SUVモデルは日本マーケットで成功するか?

好調スバルが投入する次の一手「アセント」

2017年4月12日に開幕したニューヨークモーターショーにおいて、スバルはSUVのコンセプトモデルを持ち込みました。

車名は、アセント。意味を調べると、「上昇、向上」、あるいは「上り坂、傾斜度」などといったワードが出てきます。現在北米市場で好調なスバル、売り上げも右肩上がりという状況にあって、そうした市場での向上の意味合いと、SUVモデルに必要な走破性、こうしたイメージをかけたネーミングなのかもしれません。

スバルデザインのDYNAMIC×SOLIDを体現したグリルまわり、そしてキャビン内上部に装備されたアイサイトが紛れもないスバルらしさを演出していますが、これまでになかった点がひとつ。それは非常に大型である、ということです。

スバルはこれまでインプレッサやレヴォーグ、WRXといったCセグメントのモデルを中心に展開してきました。

これはプラットフォームを共有している点も理由となりますが、今回発表したアセントは、全長5,050mm×全幅1,989mm×全高1,838mm、ホイールベース2,972mmという、巨躯をもったSUVなのです。

参考までに、レクサス最大のLXのボディサイズは、全長5,065mm×全幅1,980mm×全高1,910mm、ホイールベース2,850mmとほぼ同サイズであり、ホイールベースはアセントのほうが122mm長くなっているといえば、そのサイズ感が想像できるのではないでしょうか。

スバル アセント

スバル アセントの方向性とは!?

大柄なボディに3列シートを備えているアセント。次世代プラットフォームのSGP(SUBARU GLOBAL PLATFORM)、パワーユニットには、新開発の水平対向直噴ターボエンジンの搭載を予定しているとのこと。

2018年に市場に投入するとしていますが、サイズからもやはり北米市場を念頭に置いたモデルであることが明白です。これだけのサイズだと、日本においては少々取り回しに苦労してしまうため、おそらく市場への導入は慎重に判断されるのではないでしょうか。

この点においては、同じく北米等で展開しているマツダのCX-9と通ずるところがあり、競合モデルとなるのは明白ですね。

他方で、3列シート7人乗りという、ミニバン的な性格もあるのは大きなセールスポイント。日本ではミニバン市場がまだ活気ありますから、AWD技術とアイサイトに定評のあるスバルが手掛けたとあれば、ぜひ欲しい…というニーズも国内にあろうと思います。

大型SUVモデルは日本マーケットで成功するか?

前述のマツダCX-9 は、そのサイズからその国内導入を見送られており、折衷的なモデルとして、CX-5を3列シート化したCX-6の開発が噂されています。

こうして考えると、スバルがアセントを国内市場にすぐ投入というのは残念ながら考えにくいところです。しかし、他社の動向次第で、今後投入の可能性もあるかもしれません。競合するモデルがひしめきあえば、そのマーケットは活性化するからです。

大型SUVモデルは、各社が開発しています。国内導入していないモデルもあるわけですが、現在のSUV人気もあり、かつてのミニバンが担っていた存在に取って代わるという立ち位置になるのであれば、その大型SUVマーケットも活況化していく可能性も充分にあると考えられます。

このスバル アセントが日本に上陸するかどうか。他社の動向含め、興味深いところといえるのではないでしょうか。

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