アウディ R8 LMXが日本で6台限定販売!約3000万円は高い?

R8 LMX

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アウディ ジャパンが、レーザーハイビームを搭載した特別モデル「R8 LMX」を6台限定で日本において販売することを発表しました。
ただこのR8 LMX、価格が非常に高いです。価格は2,905万円(!)限定6台のため、すでに売り切れていると思いますが(納車開始は10月中旬以降)、この車は値段に見合っているのか考えてみました。
Chapter
ベースモデルのR8はどんな車?
1000万円近く高い理由はレーザーハイビームのみ?
アウディのライティング技術は凄い!
ちゃんと実績がある!レーザーハイビーム
それでも…

ベースモデルのR8はどんな車?

ベースモデルである、アウディ R8は同社の高級クーペですが、このベースモデルがそもそもかなり高価です。現時点で5バージョンありますが、平均価格は約2000万円となっています。

非常に「走り」にこだわった車で、随所にレーシングカーのテクノロジーが注ぎ込まれています。こちらがレーシングカー版のアウディ R8です。アウディ R8にはこの車の技術が流用されました。ル・マン24時間耐久レースに何度も参加しています。

1000万円近く高い理由はレーザーハイビームのみ?

限定モデル「R8 LMX」は出力やトルクがR8より高く、ボディカラーやインテリアが特別仕様になっています。

そして、最も特筆すべき点は「世界初のレーザーハイビーム搭載量産車」であることです。これによって光の照射範囲、距離が大幅に向上しますが、価格が1000万円も上がるほど凄い技術なのでしょうか?

アウディのライティング技術は凄い!

自動車業界において、アウディはライティング技術のトップを走っています。

2008年にもアウディ R8が世界で初めてオールLEDヘッドライトを搭載しました。ライティングの技術に特化して世界初を複数回達成しているアウディ、日本も負けていられません。

ちゃんと実績がある!レーザーハイビーム

先のLEDと今回のレーザーハイビームを組み合わせて使ったのは、2014年6月に行われたル・マン24時間耐久レースです。搭載されたのがこの「R18 e-torn quattoro」。

この2種のライトによって夜間の走行でレースドライバーが大きなアドバンテージを得ました。その効果もあって、アウディは総合優勝5連覇を達成!

「これは安全技術向上にもつながる」となり、市販車に搭載されることになったようです。

それでも…

R8 LMXが向上したポイントはライトだけではないものの、やはり約3000万円は高いような…。

原因はやはり、レーザーハイビーム搭載のコストでしょう。台数を限定して販売しているのも、アウディ側が試験的に販売している表れに思えます。

R8 LMXの売れ行きとレーザーハイビームのコスト削減によっては今後のアウディの新車に標準装備されることがあるかもしれません。
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