レヴォーグ STI Sportは、エンジンパワーよりもハンドリング重視?

スバル レヴォーグ STI Sport

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レヴォーグのトップグレードとなるSTI Sportは、レヴォーグの持つイメージとSTIのスポーツイメージを上手くリンクさせた、よりプレミアム感あるモデルとなっています。そんなレヴォーグ STI Sportの特徴を見てみましょう。
Chapter
プレミアムグレードというべき「STI Sports」
GTツアラーをさらに究めた「レヴォーグ STI Sports」
新型「STI Sport」はエンジンもパワーアップするのか!?

プレミアムグレードというべき「STI Sports」

2016年6月、レヴォーグに新グレードとしてSTI Sportが追加されました。

これまでスバルのSTIモデルは、しばしば限定モデルとして発表されてきましたが、レヴォーグ STI Sportは通常ラインナップの扱いです。

1.6L、2.0Lともに用意されており、”STI”がロードカーの理想として掲げる「強靭でしなやかな走り」を実現すべく、各所に手が入っています。

GTツアラーをさらに究めた「レヴォーグ STI Sports」

パワーユニットこそ変更はありませんが、そこはSTI、足回りをはじめとした各所にカスタマイズを施しているのです。

まずフロントの足元には、専用チューニングを施したビルシュタイン製可変減衰力サスペンションDampMatic IIを採用。それに4代目WRX STIの限定モデルS207と同様の専用コイルスプリングを組み合わせ、より強靭でしなやかな足回りとしています。

エクステリアもフロントを専用設計し、より迫力のあるアピアランスに。グリルのSTIエンブレムが誇らしく飾られており、LEDフロントフォグランプ、専用18インチアルミホイール、専用大型デュアルマフラーカッターが標準装備されています。 

ボディカラーには、STI Sport専用となるWRブルー・パールを新たに設定。往年のWRカーを彷彿とさせるカラーをチョイスすることができます。 

内装には、STIロゴを配置した専用マルチインフォメーションディスプレイ付レッドルミネセントメーター、専用本革巻ステアリングホイール、STIロゴ入りステンレス製サイドシルプレート(フロント)などを装着。エクステリアのみならず、インテリアにもプレミアム感を演出しています。

新型「STI Sport」はエンジンもパワーアップするのか!?

このようにレヴォーグ STI Sportは、足回りやエクステリア、インテリアをカスタマイズしたスペシャルなモデル。当然、マイナーチェンジ後もラインナップされるのは間違いありません。

そこで気になるのは、エンジンのチューニングではないでしょうか。

まず車体価格をチェックしてみると、

・2.0 レヴォーグ STI Sport EyeSight…¥3,942,000
・2.0 レヴォーグ GT-S EyeSight…¥3,564,000
※2017年3月時点

このように2.0Lモデルで、約38万円の差となっています。とはいえ、先に挙げたような装備の数々が奢られ、なおかつバランスのとれたセッティングに仕上げてあることを考えると、お得感はあるといえるかもしれません。

もし、パワーユニットにも手が入る、となれば、当然サスペンションのみならず、ブレーキユニットやボディ剛性も強化し、さらなるコスト増は間違いありません。となればプラス38万円ではおさまらないプライスになるでしょう。

STI Sportは限定仕様ではなく、通常ラインナップされるグレードであり、トランスミッションもCVTであることを考えると、現行モデル同様にパワーユニットは同じくして、足回りやエクステリア・インテリア、ハンドリング等で差別化するのではないか、と考えます。

しかし「STI」の名を冠する以上、よりハイスペックを期待してしまうのも致し方ないところ。

もしレヴォーグに6MT、300ps以上の限定モデルが用意されるのであれば、世のスバリストの皆さんは大歓迎ではないでしょうか。

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